OKIKOBO奨学生より届いた、学生生活レポートをご紹介します。

第43回〜2017年3月レポート〜

■福島県:M.S.さん(女性)
県外私立大学(4年制)、リハビリテーション学専攻、理学療法士志望

「 最後の一年」

 寒さもやっと少しはゆるんできたようで、OKIKOBO基金の皆様をはじめ、支援者の皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

 今年は、最後の大学生活となりました。昨年は、自身の体調管理がうまくいかず休学させていただきました。今年は、体調管理をしっかりとし、しっかりと学び、どんな理学療法士になりたいのかを明確にしていった一年でした。

 最後の年ということもあり、実習期間も長く、多くのことを実際の現場で学ばさせていただきました。2カ月間を2回行かせていただきました。1か所目は、介護施設での実習となりました。ここでは、利用者様の生活面に重点を置き、より良い生活が送れるように取り組みをさせていただきました。理学療法士はもちろんのこと、リハビリスタッフの皆様、看護師、介護士、生活相談員の方など様々な職種の方と連携を図り、利用者様の今後の生活について考えていくことの重要性を学びました。

 2か所目は、病院での実習となりました。ここでは、手術直後の方のリハビリに関わらせていただきました。手術直後の方ということもあり、医師や看護師など他職種の方と連携をとりつつ、どこを目標にリハビリを行っていくのかを考えながら関わらせていただきました。禁忌肢位があったり、患者様の訴えがあったりと、常に緊張感がある中で実習を行わせていただきました。

 2か所の現場での経験は、それぞれに学ぶことも多く私にとってとても大切な経験となりました。同時に、今まで学んできた知識がしっかりと身についていないことや視野が狭いことを実感しました。また、リハビリの職種だけではなく、他職種の方と連携をしっかり図っていくことの大切さを学びました。今後、まず知識をしっかりと身につけ、視野を広く持てるように取り組んでいきたいと思います。実習を通して、自分が目指す理学療法士像がしっかりと固まっていないところがまだ少しありますが、固まっているところは持ち続けてこれからも頑張っていきたいと思います。

 最後の一年ということで、就職活動があります。自分がどういう領域に興味があり学んでいきたいのか、取り組んでいきたいのかということがまだ定かではありません。いろんなところを見学し、決めていきたいと思います。まだまだ、働くということについて実感がわきませんが、就職場所が決まったら精一杯自分のできることをしていきたいと思います。


第42回〜2017年3月レポート〜

■宮城県:M.S.さん(女性)
県内私立大学(6年制)、薬学専攻、薬剤師志望

「現場で学んだこと」

秋も一段と深まり寒い日が続いて参りましたが、OKIKOBO発起人の皆様、奨学生の皆様、また支援して頂いた皆様、元気でお過ごしでしょうか。私は今年で大学5年生となり、現在は学校で国家試験の勉強をしながら症例・処方解析を行い今までの総復習をしています。

今年は今まで講義で学んできた知識を現場で活かすために実務実習を行います。私は約2ヶ月半、薬局で実習を行いました。皆さんは薬局に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。私も風邪などの病気に罹った際、利用したことがありますが、病院で待たされ、更に薬局でも待たされる、同じことを聞かれるといった一般的なイメージでした。

しかし、自分が薬剤師の立場(まだ学生ですが)で患者さんと接すると時間をかけてでもやらなくてはいけないことが多くありました。病院の目の前に薬局があっても、それぞれ独立した医療機関のため、守秘義務があり医薬品を安全に使用するためには患者さん本人から情報を得なければいけないこと、医師が正しく処方出来ているか細かいところまで確認すること、実際の調剤を正確に行うこと、またその調剤を2人以上の薬剤師が確認すること、患者さんから得た情報・様子を記録することなど、全ては患者さんのために一人ひとりの薬剤師がプロ意識を持って仕事をしていました。

また、薬局の特徴として自分の足で病院・薬局に来れる慢性期治療の患者さんが多く、色んな話をして下さり、学生で未熟ながら暖かく接して頂きました。そして自分の知識・コミュニケーション能力の足りなさを感じた期間でもありました。

1月からは病院実習が始まります。入院されている患者さんは急性期治療を受けている方が多く、重症度も高いです。また薬剤師だけでなく、医師・看護師など他の医療従事者とのコミュニケーションも大切になってきます。沢山勉強出来ることを楽しみにしています。

最後になりましたが、学校に行くことを支援して頂いた発起人の皆様、支援者の皆様、そして家族にとても感謝しています。いつも応援して下さりありがとうございます。また良い報告が出来るよう、頑張りたいと思います。


第41回〜2016年11月レポート〜
■宮城県:H.K.さん(女性)
県内私立大学(4年制)、健康栄養学専攻、管理栄養士志望

「目指すもの」

 卒業まで残り半年程となり、大学生活も終わりを迎えています。震災を経験し、大学への進学も断念しようと苦悩していた時、皆様からの暖かいご支援のおかげで進学することが出来ました。本当に心から感謝しています。震災当時、すべてのライフラインが止まり食料や水の大切さを痛感させられました。私は、生活習慣病を改善したい、料理が好きだからと言う理由で管理栄養士を目指そうと思っておりましたが、震災後に食事の重要性を痛感し、食を通して人々の支えになりたいと思い、食と関わる管理栄養士になろうと思いました。

大学生活を振り返ると、1年生は専門科目が多くあり、理解するよりも覚えることだけで精一杯でした。そこから、2年生、3年生とあがり1年生で学んだ専門科目が実習や他の教科との関連性があると知り、少しずつ専門科目について理解することが出来るようになりました。臨地実習では、保育所、病院、保健所に行かせて頂きました。実習を通し、管理栄養士のあり方を学ぶことが出来ました。その中で、私は行政の栄養士について興味を持ちました。行政の栄養士は、対象者が限られておらず、乳児から高齢者まで全ての人が対象となっていました。そして、地域との繋がりが深く、地域の復興にも貢献出来ると思いました。

病院やその他の施設では、その施設毎に対象者が決まっている場合がありますが、その対象者へ向けて個々人に関わることが出来ます。しかし、行政の場合は対象者が広範囲なため、個々人に関わるというよりも全体的に関わるというものだと感じました。そのため、全ての分野の知識も必要であると思いました。私は、最終的には行政の栄養士として地域に貢献して行きたいと思っております。なぜなら、病院やその他の施設で現場を学び、知識を深め、人々と触れ合うなど充分な経験をした後に、その経験を生かし、地域の人々の支えになりたいと思ったからです。さらに、人と人とのつながりも大切にし、人々の心身の支えとなれるような管理栄養士になりたいと思います。

私は現在、国家試験に向け勉学に励んでいます。まだまだ理解に苦しむところがあり、正直、国家試験はとても不安です。ですが、これまで自分が学んで来たこと、これから残りの時間で学べることを精一杯、悔いが残らないように出し切りたいと思います。最後になりましたが、卒業まで支えてくださったOKIKOBO基金の皆様方、支援してくださいました皆様方に、心より感謝申し上げます。皆様にお会い出来たのも何かの縁だと思います。本当に嬉しく思います。皆様に支えて頂いたお陰で今の私があります。そのことを忘れず、今後はさらに精進し、社会へと貢献していきたいと思います。今まで本当にありがとうございました。


第40回〜2016年9月レポート〜
■ 宮城県:T.O.さん(男性)
県内私立大学(4年制)、電気情報工学専攻、電気の分野から地元石巻をはじめとする被災地の復興に携わり、その後は日本を電気で明るくしていきたい

「 大学4年間を通じ学んだこととこれからに向けて」

 私はこれまでの大学生活を通じて多くのことを学んでまいりました。大学内で学んだ学業に関することだけでなく、okikobo基金の紹介を受け海外へ留学させていただいた経験や、様々な経験をしてこられた方々とお話しする機会を設けていただいたことで、4年間という大学生活の中で自分を見つめ直し、成長するきっかけとなりました。私は以上のような経験を積むことが出来たことで他の学生よりも大学生活を有意義なものとすることが出来たと自負しております。

大学生活の中で私自身を大きく成長させ変わることの出来た経験として、やはり一か月間の海外留学であると思っております。大学生活の中で様々な経験をしようと行動し続けられたのは、多くの経験を積んでこられた方々とお話しする機会があったことや、どんな状況下でも努力し乗り越えることの出来た留学があったからであると考えているためです。私の人生の大きなターニングポイントとしては海外留学であり、この経験を通じて身につけられたことから、どんな困難なことにも挑戦していけると思っています。

様々な経験を積み、自分を成長させ続けられた大学生活を送ることが出来たのはokikobo基金のおかげであると言えると思います。私はこのような大学生活を送ることが出来たことに感謝し、誇りに思っております。

私事ではあるのですが、無事就職活動を終え、来年4月より東北地域を中心とした電気設備工事事業を行う企業で働いていくこととなりました。私はこの大学生活を送ることが出来たこと、そしてokikobo基金の奨学生であったことを誇りに思い、学んできたことを十二分に発揮し、社会、東北、会社のために尽力していこうと考えております。最後に、このような経験を積ませていただいたokikobo基金関係者の皆様、ご支援いただいた皆様へ感謝申し上げます。4年間私の大学生活を支えていただき誠にありがとうございました。


第39回〜2016年8月レポート〜
■宮城県: Y.K.さん(女性)
県内公立大学(4年制)、食産業学部環境システム学専攻、復興のための市の職員志望

「大学生活の振り返り」

大学生活もあと1年を切り、時の流れの早さを実感しています。私は現在、公務員を目指して勉強しています。つい先日まで3週連続の公務員試験ラッシュ(さらに言えばその2週間前にも)があり、数日後に面接も控えており、緊迫した日々を過ごしています。そのため卒業研究も現在は休憩中で特筆できることもないので、大学4年目の締めくくりに今までの学生生活について書こうと思います。
 
 私が大学に進学した1つの理由は自分を磨きたいという思いからでした。コミュニケーション能力にも行動力にも自信がない自分の状況を打破するため、大学入学後は様々なことに挑戦しました。3つのサークルと連絡を取って他学生と繋がりを作ったり、前々回のレポートにも書いたようなワケルキャンパスサポーターの一員として他大学の学生と協力して活動したり、他大学と合同のグループディスカッションで積極的に発言したり、高校までなら考えられなかった行動を起こすこともできるようになりました。「思い切る」ということが私の背中を押してくれました。尻込むときは「思い切って」第一声を発する。連絡を取って参加することに迷っているなら、「思い切って」送信ボタンを押してしまう。退路を断ち、やらざるを得ない状況を作ることから始めました。まだまだ完全に克服できたとは言えませんが、やらずに後悔することは少なくなりました。自分から行動を起こせる程度には成長できたはずです。大学進学の目的を何とか1つクリアすることができました。

周囲から内定をもらったという話がちらほらと耳に入り、公務員ならではの焦りもあります。今が一番辛い時期ですが、辛いことにも終わりがあります。今を乗り越えて、来年の今頃は自分の望む場所に立っていられるように最後まで気を抜かずに頑張りたいと思います。ここまで来れたのも、OKIKOBO基金の皆様をはじめとする支えてくださった方々のおかげです。感謝の気持ちを忘れずに次のステップに向けて精進して参りたいと思います。4年間、本当にありがとうございました。


第38回〜2016年7月レポート〜
■宮城県:S.E.さん(男性)
県内私立大学(4年制)、工学部知能エレクトロニクス学科、ロボット工学のエンジニア志望

「卒業にむけて」

 大学に入学してからもう少しで4年目になり、就職活動や研究室で忙しくも充実した日々を送っています。

 今年から研究室に入り、卒業論文に向けて研究が始まりました。アドホックネットワークを利用した、リアルタイムで計測可能な歩数計の検討を行っています。この研究は本格的な高齢化社会を念頭におき、それに伴い介護が必要な人口が増加し、それを支える人員が不足していることが問題になっていることを考え、その解決策の1つとして、病院、リハビリ施設などの大規模施設で行動、運動管理などを少ない人員でも可能とするために、高度なアルゴリズムを実装したネットワーク型歩数計の検討行うものです。また、3年の後期で卒業に必要な単位を取り終えたので、残りの1年を研究室と就職活動に力を入れていきたいと思っています。
 サークルで行っている少林寺拳法では、去年もいくつかの大会で入賞することができ、大学で課外活動成績優秀者に選出していただけました。今年は自分たちが1番上の学年になり4月にある新入生歓迎会や、後輩の指導などやらなければいけないことが多い中、なかなかサークルに顔を出せていないのが現状です。なので、出来る限り時間を作り後輩と思い出を作りたいと考えています。
 思い返せばあっという間の3年間でした。OKIKOBOの奨学金のおかげで大学に入ることができ、数多くのことを学ぶことができました。たくさんの人と出会い多くのことを経験して、大学に入る前の自分より大きく成長できたと考えています。今年で最後の大学生活ですので、悔いが残らないよう精一杯楽しんで、笑って卒業迎えたいと思います。


■岩手県: Y.S.さん(男性)
県内県立大学(4年制)、情報科学専攻、エンジニア志望

「大学生活を振り返って」

 2015年度は大学生活最後の年でした。卒業にあたり、これまでの四年間を振り返りたいと思います。
 まず、勉強では卒業研究としてTwitterを利用した研究に取り組みました。正直4年間しっかり勉強したかと言われればそうでもなく、サークルにばかり力を入れていました。最後くらいしっかり勉強しようと、卒業研究だけは熱心に取り組みました。先生や周りの友人、先輩に協力してもらい、なんとか単位をとることができました。
 サークル活動では、最後の夏の大会では全国大会に出場することができました。4年生の夏ということもあり、チームのみんなが就職活動や実習でなかなか集まることができず、苦労しましたが、なんとか東北大会で優勝することができました。全国大会ではかなりミスをしてしまい、結果を残すことができませんでしたが、4年間最後までやり遂げることができて良かったと思います。就職してからも仕事が休みのときにはやりたいと思っています。
 就職活動では、県内就職を目指し、活動していました。私は学部がソフトウェア情報学部で、周りの友人は県外、関東方面で就職を希望する人が多かったです。しかし私は、震災の経験から、岩手に残り、復興やこれからの発展に貢献したいと考えていたので県内での就職にこだわりました。業界を絞らず、たくさんの企業を受けましたが、なかなか決まらず、苦労しました。しかし、9月に県内のコンピュータ関連の会社から内定をいただくことができ、そこに入社することに決まりました。学校で学んだことを活かせる企業から内定をいただくことができ、よかったと思います。
 大学では、勉強もサークルも自分のやりたいことを最後までやることができました。大学生活でのたくさんの出会いや思い出を大切にしていきたいです。そして、いろんな人への感謝の気持ちを忘れずに持ち、社会人としてこれから頑張っていきたいです。
 OKIKOBOの皆さまのおかげで無事大学卒業を迎えることができました。就職活動で苦労していた際や、サークルでの大会の際には応援の言葉をいただき、とても励みになりました。本当にありがとうございました。社会人になってからもOKIKOBOの皆さんと交流ができればと思っているので、ぜひよろしくお願いします。


第37回〜2016年3月レポート〜
■ 宮城県:T.O.さん(男性)
県内私立大学(4年制)、電気情報工学専攻、電気の分野から地元石巻をはじめとする被災地の復興に携わり、その後は日本を電気で明るくしていきたい

「 これまでの自分と、これからの自分」

 2016年度は私にとって学習の年となりました。それは、学校での勉強だけではなく夏に行ったインターンシップを通じて、社会人としての考え方や行動について学ぶきっかけとなったからです。
夏にインターンをさせていただいたのは、専攻している電気関係の会社ではなく、情報の伝達を行っている新聞社でのインターンシップを行いました。近い将来、私は電気業界で働くことを目標としてきました。そのために三年間授業を通じて電気の発生や制御について学んできましたが、それ以外の分野での仕事の内容についてや、社会全体について、他の方と比べると圧倒的に情報量が少ないと感じていたからです。きっかけはOKIKOBOを通じて参加させていただいた海外留学で、他大学の他学科を学んでいる人との会話の中で、自分が知っているのはごく一部であるということを感じたためでした。新聞社でのインターンを通じて、社会人として、提供していただくもの、としての言葉使いや行動について学びたいと思い、インターンシップを行いました。
実際にインターンシップを行い、多くの取材や働いている方との会話から、自分にとって足りなかった周りの情報に目を向けることや、社会人としての礼儀などを学ぶことが出来た良いインターンシップを送ることが出来ました。また、現在は自分が希望する電気業界の会社でのインターンシップや会社・工場見学に参加していきたいと思っております。
学校生活では、授業だけでなく研究室での活動が追加され、授業と研究室での活動、就職関係の活動と息をつく暇なく周囲の情報に目を向けていました。今後も継続して自分に与えられた物だけでなく、自分できっかけをつかみに行く活動をしていきたいと思っています。
2017年は大学生活最後の年になるとともに、自分の今後について一番考える年になると思います。どのような結果になっても悔やむことの無いように、自分に出来ることを全力で頑張っていきたいです。
最後になりますが、自分が4年間大学で勉強することが出来るのは支えてくれた周囲の友人や両親だけでなくOKIKOBO基金のおかげだと思っています。卒業までの一年間、そして就職後も感謝の気持ちを忘れず何事にも全力で活動していきたいと思います。


■福島県:M.S.さん(女性)
県外私立大学(4年制)、リハビリテーション学専攻、理学療法士志望

「一年を振り返って」

 1年間を振り返ってみると、たくさんの経験をさせていただきました。私は、去年実習に行かせていただき、自分がよく分からなくなったこともあり休学させていただきました。休学期間中も、先生方が用意してくださった施設にボランティアとして行かせていただきました。
前期に先生が用意してくださった実習が始まったときは、なぜ理学療法士を目指していたのか、これからどうしていきたいのか不安しかなくなっていました。でも、実習に行き、まだまだ不安はたくさんありますが理学療法士を目指していた気持ちの再認識を行うことができました。実習中は、理学療法士の先生について、利用者の方について話をしたり、一緒にリハビリを行ったりしました。利用者の方と話をしている時には、けがをした経緯やけがをしてから今の状態になるまでのこと、家での普段生活の様子を聞かせていただきました。いろいろな話を聞く中で、私はそんな人達に何かできることはないのかと思うようになりました。それからの実習は、一人一人の方に何ができるのかを考えながら実習を行いました。何ができるのかを考えて考えたことを実行するためには、自分にはまだまだ知識と技術が足りません。知識を日々積み重ねていくこと、技術を上げるために実技の練習をしていくことが必要と感じました。これから、日々努力していきたいと思いました。
 後期は、学校に復帰し、後半の実習に備えました。その実習もつい最近終わりました。今回の実習では、実際に1人の患者様につかせていただいて検査測定を行いました。検査測定では、練習とは違い全然うまくいきませんでした。解剖・生理・運動の基礎知識に加え、疾患の知識を持って臨みましたが、実際に患者様の身体を触らせてもらい、検査測定をするとなると、すごく緊張しました。また、少し戸惑ってしまうこともありました。これも、自分にきちんと解剖・生理・運動の知識がついていないためだと思いました。前期の実習から勉強してきたのにも関わらず、できていないことが多くてもっと勉強しないとだめだと思いました。
 2つの実習を通して、自分に足りないところが明確になった1年間でした。基礎知識、専門知識が足りないこと、精神的にも弱いことと改善していかなければいけないことがわかりました。来年1年間は、忙しくなっていくと思います。自分の改善点をしっかり直しつつ日々努力していきたいと思っています。
 日頃よりお世話になっていますOKIKOBO基金の皆さま、これからもどうぞよろしくお願いいたします!


第36回〜2016年2月レポート〜
■宮城県: Y.K.さん(女性)
県内公立大学(4年制)、食産業学部環境システム学専攻、復興のための市の職員志望

「向上心」

今年も残すところ1か月を切り、残された大学生活もあと1年となりました。夏休み明けに研究室にも仮配属され、就職活動も刻一刻と迫ってきており、いよいよ大学生活が終わりに近づいてきたように感じています。

現在、私は今までにない忙しさを感じています。必要単位はほぼ取り終えているのですが、取り入れておきたい知識を学べる講義が多く、気づけば、講義・実験のレポート、就職活動の準備、ゼミの課題などに追われる日々の中にいました。講義を少しセーブして就職活動の準備時間に回せば良かったのかもしれないという後悔も少しありますが、大変ながらも充実した日々を送っています。

ゼミは水環境工学研究室というところに所属し、1月には水環境学会東北支部の研究発表会にも出させていただけることになりました。まだ勉強期間で本格的な研究は始めていないため、卒論テーマに関係のある論文や先輩が残してくれたデータをまとめて卒論研究概要のポスター発表をするということになります。研究発表会の幹事であるゼミの先生が始めに2,3分の口頭説明の時間を設けてくれたらしく、人前での発表が苦手な私にとっては発表の場に慣れる貴重な経験となるので、しっかり前準備をして臨みたいと思います。この機会を通して、研究への理解だけでなく、自分を一つ成長させることを目標に努力していきたいと思います。

大学生活も残り1年となりましたが、やりたいこと・やるべきことにはしっかり取り組み、悔いのない1年間にしたいです。OKIKOBO基金の皆様に頂いた大学での時間を無駄にしないように、楽ができる時間割選びではなく、大学にいるうちに吸収できる知識を取り入れられる後悔のない履修を心掛け、向上心をもって残りの大学生活も過ごしていきたいと思います!


第35回〜2016年2月レポート〜
■宮城県:Y.A.さん(女性)
県内私立短期大学(3年制)、看護学専攻、看護師志望

「 看護師としての自覚」

 今年の春から一年間様々な実習先で学ばせて頂いております。

今月は在宅看護実習という領域の実習で、訪問看護や緩和ケア施設で学ばさせて頂きました。
訪問看護では、病院ではなく、家庭に看護師が訪問し、決められた時間の中でのアセスメントや対処を行わなくてはいけないことで、看護師一人一人のアセスメント能力や判断力などが必要になってくることを改めて実感し、病院にあるもので行う看護を、家庭にあるものでどのように工夫してやるかなど、アセスメントだけでなく、経済面の配慮の仕方であったり家族を支えるということ、社会資源を活用するために必要な情報の提供など、今まで病院で行ってきた看護とはまた違う大変さや、やりがいがあるのだなと感じることができました。また、訪問看護を学ばせて頂けたことで、病院での患者さんの退院指導についてどのようなことを行っていくと患者さんが安心して退院後の生活をスタートさせることができるのか考えることができ、貴重な体験になりました。

緩和ケア施設では看取るということはどんなことなのか、どんなケアがされているのかなどを学ばさせて頂きました。建物は一軒家のような作りで庭などもあり、季節感が楽しめるような作りや、安心感のある作りとなっており、心が落ち着くように工夫がなされていました。デイケアということもあり、何人かの方たちとお話しをさせて頂いたり入浴介助をさせて頂きました。その中で、印象的だったのが、死への話題を会話の中で触れているところでした。 利用者さんたちは、そのような話題にも抵抗感なく話をしているのを見て、このようにみんなで気持ちや考えを共有し、少しずつ死について触れることで抵抗感などがなく話せているのかな?とも受け取れました。この施設での学びとして、その人を看取るということは、その人の人生を見届けるものであり、最後の一瞬までその人が幸せになれるような支援が大切になってくるということを改めて感じることができました。

援助の際には、無意識に手を出していたのですが、指導者さんからは、手を出せていたところやコミュニケーションの取り方を見ていて、プロの看護師のような意識がきちんとできているというお褒めの言葉を頂けたことで、4月の自分と比べ、少しでも看護師らしく成長できたかなと嬉しく思いました。 このように在宅実習では、個別性あふれる看護が見られ、魅力を感じました。 

これからは急性期領域ということで、手術から退院までどのように看護師として支えるのかを学んでいく実習になります。 大変忙しい実習になるとは思いますが、これからも患者さんの気持ちに寄り添うことを第一に考え、実習を乗り越えて行きたいと思います。 また、今年の2月には国家試験もあるので、勉強と実習どちらも気を抜かず、頑張っていきたいです。寄付者の皆様、このように学ばせて頂く環境を与えてくださり、ありがとうございます!


第34回〜2016年2月レポート〜

■宮城県:Y.S.さん(女性)
県外国立大学(4年制)、機能高分子工学専攻、エンジニア志望

「 恩送り」

11月に入り山形はいよいよ本格的に冬の季節になりました。
山形に住んでからは、秋の訪れをほとんど感じることなく冬を迎えていましたが、
今年は11月に入ってからも暖かい日が続き、秋の季節を楽しむことが出来ました。

私が所属している学科では3年生後期から研究室に配属されます。
理系では研究室に入ってからが大学生活の本当のスタートだと考えていたので、
自分がやりたいと思っていた研究がようやくできるという思いで、研究室に配属されるまでわくわくとした気持ちでいっぱいでした。
私はとても運がよかったため自分が入りたいと思っていた研究室に入ることが出来ました。

研究室に配属され、自分の研究テーマが決まってからは以前よりも忙しい日々がつづいています。また、同じ研究テーマをやっている人はもちろんおらず、どうしてこの結果になったのか、次になにをすべきかなどを常に自発的に考えて研究を行わなければならなりません。当たり前のことだとは思うのですが、自分の勉学に対する知識の少なさ故に自発的に動くという点にまだ不安を感じています。
この不安を解消するためにも、もっと勉学に励み、さらに自分のいる環境に感謝をし、精一杯の努力をしようと思っています。

昨年から始めた部活動では3年生になり、部長を任されることになりました。
人をまとめることが苦手なため時々悩みこんでしまうこともありますが、ほかの部員に常にアドバイスをもらいながら自分なりに一生懸命部長を務めています。

東日本大震災から約4年と半年が過ぎました。
私はいま被災地からは遠い場所に住んでいるため、復興がどれだけ進んでいるかを直接目にすることはできませんが、時折テレビのニュースなどで目にする被災地のいまを見ると、震災直後の復興の勢いは衰えているようにも思えますが、少しずつ変わっているようにも感じます。

いまは直接の復興に携わることはできませんが、あの時、さまざまな人たちからいただいた恩を、その人たちだけに返すのではなく別の人に返すことを常に考えながら生活しています。私が返した恩が巡り巡ってどこかでokikobo基金の方々や被災地の方々に届くようにと願いながら、感謝の気持ちをわすれずに頑張っていきたいです!


第33回〜2015年11月レポート〜

■宮城県:E.A.さん(女性)
県外私立大学(4年制)、経営学専攻、会社の起業希望

「大学生活を振り返って。」

就職活動を無事に終えることが出来、気づけば学生生活も残り半年となりました。
四年間の学生生活を振り返ってみると、たくさんの事を学ぶことが出来たように思います。
私は、財務諸表を分析するゼミに所属していますが、最初入ったばかりのころは、資料を見ても書いてある会計用語の意味が分からず全く理解することが出来ませんでしたが、一つひとつ言葉を理解することから始め、今では興味のある業界をいくつか選択し、比較することでそれぞれの会社を分析することが出来るようになりました。

一見経営状態がよく見える企業であっても、決算書に目を通してみると、予想とは逆に経営がうまくいっていなかったりと、驚く事ばかりでした。
私は、ゼミでの勉強を通して、会計学の奥の深さを実感しました。紙に並べてある数字からたくさんの情報を読み取ることが出来る事がとても楽しく、日々のゼミの授業で学びを深めることがとても楽しかったです。

勉強以外の面では、バドミントンサークルに所属し、副代表として代表を支え、サークル全体をサポートする役を担いました。そこでは、人数が多い団体を一つにまとめることの大変さを学びました。部員一人ひとりの意見を汲み取りながら、サークル全体をまとめていくことは大変でしたが、部員一人ひとりと会話していく中で、それぞれサークルに対しての思いや、練習がうまくいく方法などを聞き、自分自身が考えつかないような良い提案をしてくれる子もおり、やはり物事を皆が納得いくように進めていくためには、様々な意見に耳を傾け、取り入れていくことが大切であると学びました。時には自分の主張を行う事も大切ですが、相手の意見にも耳をきちんと傾けられるようにしたいと思っています。

大学生活の中で、得たものは書ききれませんが、すべてが今後生活をしていくうえで役に立つことであったなと思っております。このように大学入学することが出来、多くの事えを学ぶことが出来たのも、Okikobo基金のみなさまをはじめ、支えてくださる方達の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

震災で多くのものを失いましたが、その反面震災を経験したことで得られた事もあるように思います。今後の生活の中で、学んだことを活かし、自分自身大きく成長していきたいと思っております。震災という普通では経験することが出来ない困難を乗り越えられたという経験を忘れずに、今後どんな困難があろうとも、常に前向きに考え前進する事で乗り越えていきたいと思います。

就職活動も無事に終えることができ、第一志望の銀行から内定を頂きました。
ずっと行っていた資格試験の勉強も引き続き続けていける銀行から内定を頂く事ができ、とても嬉しいです。
残りの学生生活は、卒論にじっくり取り組みつつ、入行するまでに必要となる資格取得の勉強などを頑張りたいと思っております!


第32回〜2015年9月レポート〜

■宮城県:M.S.さん(女性)
県内私立大学(6年制)、薬学専攻、薬剤師志望

「目標の再確認」

仙台も梅雨入りし、蒸し暑い日が続いております。支援者の皆さま、発起人の皆さま、また奨学生の皆さま、お久しぶりです。お元気でしょうか。そして、いつもお世話になっております。私は大学4年生となり、やっと学生生活の半分が終了しました。周りの友達が就職活動や卒業論文に明け暮れる中、私は今年もまた専門の勉学に励んでおります。もちろん今までよりも難易度は上がりましたが、それだけではなく、来年の実務実習に向けての準備が少しずつ始まっております。また、企業、薬局、病院の方々のお話を聞く機会が与えられ、将来の事について考え、向き合うようになりました。

大学に入学する前、私は被災地の病院に薬剤師として勤め、その地域に住む患者さんを支え、復興に携わることが出来ればいいなと考えていました。しかし入学後は目の前の勉学に追われ、テストや実験実習をこなす事で精一杯だった私にとって説明会でのお話は自分の目標を再確認させられる場となりました。

説明会ではそれぞれの職業の業務やその特徴、またその企業が特に力を入れていることについてなど様々なお話を聞くことが出来ました。中には私が興味を持ち、聞きたかった話でもある「東日本大震災での薬剤師の動き」のお話もありました。震災では当然、薬局や病院も被災し、薬が置いてある棚もめちゃめちゃになったそうで、患者さんの中には薬がないと病状が悪化してしまう方も居るので、薬剤師はいち早く駆けつけ、まずは薬の整理整頓から始めたそうです。それから医療従事者への情報提供、患者さんへの服薬指導を行い、震災で水不足の為、通常の薬よりも少ない水で服用できる薬を使うなど、臨機応変な対応が大事だとおっしゃっていました。

ここで震災当時の自分を思い出すと、まず自分たちの生活をなんとかするのが精一杯で、友人や学校のことまで考えることは出来ませんでした。しかし薬剤師となった場合、そうゆうわけにもいかず、薬剤師としてどのような状況でも患者さんへ適切な医療を提供しなければならないということに改めて気付かされました。

来年は実際に薬局や病院へ実習に行き、患者さんや他の医療従事者と触れ合う事になります。その為にはやはり日々の勉強は怠らず、精進していきたいと思いました。また将来、宮城県の薬剤師として働いていくならばまた地震による災害も起こりうるでしょう。その時に薬剤師の先輩方のように適切な行動がとれるよう日々学んで行きたいと思います。


■福島県:M.K.さん(女性)
県内国立大学(4年制)、行政政策学専攻、歴史研究者志望

「四年目の夏」

 季節は巡り、あっという間に大学4年生になりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?私のほうは、相変わらず福島の夏は厳しく、4年目の今もまだ慣れません(笑)が、最後まで元気に頑張っていきたいと思います。
大学3年生から所属しているゼミの活動にもようやく慣れてきました。私は日本中世史をメインに文化史を学ぶゼミにいて、ゼミ内では吾妻鏡の輪読を行っています。昨年四苦八苦して読んでいましたが、現在は後輩が読み書き下してきた文章を簡単にではありますが直すことができるようになりました。
またゼミの担当教授が行っている史料レスキュー活動を通して、昨年は全く読めなかった古文書(こもんじょ)のくずし字がすこしずつ読めるようになり、文書の大意を掴むことが教授の手助けありきではありますが、できるようになりました。昨年まではできなかったことが様々なことを吸収することでできるようになり、日々自分の成長を感じ嬉しく思っています。
先ほど少し触れた『史料レスキュー活動』ですが、自治体からの要請を受けお手伝いに行くこともあります。その一つに富岡町がありました。運ばれてきた史料を撮影し、史料の目録を付けて整理する、というのが私たち学生の主な作業です。富岡町は今後戻って住むことができないかもしれない場所です。その場所の史料を直接見て、触れるというなかなかできない体験に恵まれたことはとてもラッキーでした。これから、富岡町が町史を作成する際の史料として私たちが作業させていただいた史料が町の歴史として残るかもしれません。歴史は文化です。文化を守ることで復興の一助となれたことが実感できる経験ができてよかったと思います。
 また個人的にですが、震災20年をきっかけに神戸へ行ってきました。震災関連の施設をメインに見学をしてきました。神戸の街並みは明るくきれいで、でもそのなかに震災の跡も見えました。神戸を見て、福島も20年後、このような街になってほしい、そしてその一助になりたいと強く思い、復興について改めて考える機会になりました。
大学生活も残り8か月ほどとなりました。学生だからできることを精一杯やりきりたいです。皆様、今後ともよろしくお願いします。


第31回〜2015年7月レポート〜
■岩手県:T.M.さん(男性)
県外私立大学(4年制)、生命健康科学部、理学療法士志望望

「理学療法士になるということ」

 春から大学4年生になり、臨床実習が始まりました。大学4年では、4週実習1回、6週実習2回を経験します。現在は4週実習と6週実習1回を終え、残すは6週実習1回となりました。

臨床実習を経験して、実際の患者様と接したり治療を行ったりする中で、理学療法士になるということを改めて実感しています。学内での学習とは異なり、病院施設での実習では、患者様の背景を知ることがいかに重要かを学びました。患者様はどんな人だったのか?どんなことが生きがいだったのか?どんな生活をしていた人なのか?ということをよく考えるようになりました。「歩けない人を歩けるようにする」「痛みを無くす」という単純な考えでは理学療法士の自己満足で終わってしまいます。患者様の背景をよく知り、元の生活に戻すこと、患者様が本当に満足できる結果を出すことが重要であると学びました。

臨床実習では様々な疾患を持つ患者様を担当させていただきました。脳卒中などの脳血管障害や、骨折・いわゆる五十肩などの整形外科疾患等、どの患者様も「○○ができるようになりたい」という想いがあります。例えば「数か月後の野球の試合に出れるまでに回復したい」「娘の結婚式で一緒に歩きたい」「再び家事ができるようになりたい」などです。実習中、私はその想いを実現できるように治療のプログラムを考えました。しかし、患者様に「君に私の気持ちがわかるか?」と言われた経験があります。たしかに私は脳卒中になったことも骨折をしたこともありません。だから本当の患者様の気持ちはわからないと思います。しかし、患者様の気持ちを理解しようとする事やできる限り理解する事なら可能です。その時の私は「患者様が○○できるように適切で効果的な治療をする」ということにばかり囚われ、患者様の気持ちを考えることを疎かにしてしまっていたと思います。そんな経験があってから、患者様の背景を知ることを大切にして治療を行っています。
 
勉強は決して楽なものではありません。わからないことは睡眠時間も削って調べ、患者様がどうすれば良くなるのかを考えます。今は苦しいことが多いですが、あと一年後には理学療法士となって働きます。理学療法士は医師よりも低く見られますが、誤った治療を行えば、間違いなく医療ミスです。他人の身体を対象とする職業なので、重大な責任が伴います。しかしより良い治療を行うことが出来れば、患者様の生活の質は向上します。そういったことを考えながら今の実習を経験しています。

臨床実習が終了した後は、卒業研究が始まります。大学生活の今までがあっという間に過ぎたように、今後の大学生活もあっという間になると思います。理学療法士を目指すにあたって、考えることを怠らず、勉強していきたいと思います。また、勉強ができる環境にあるのは、okikobo基金のみなさまをはじめとする、支えてくれる方たちがいるからです。その気持ちを持って今後も勉学に励んでいきます。ありがとうございます。


■宮城県:S.S.さん(男性)
県内私立大学(4年制)、経済学専攻、県の観光産業関係志望

「大学3年生での一年間」

 寄付をしていただいた皆様お変わりはないでしょうか。皆様からの支援のお蔭で私は、大学4年生になり就職活動で忙しい毎日を送っています。私の大学生活も残り1年を切ってしまいました。就職活動と並行して私の興味のあることについて、今年は少し調べてみようと思っております。

さて、去年の1年間は私にとって、いろいろなことを体験することができた1年間でした。皆様の支援が無ければ、ここまで中身が濃い3年生を過ごすことはできなかったと思います。そこで、昨年私が行ったことについて一部を紹介します。

まず、フィールドワークの一環で児童館での実習を2か月間行いました。私が所属している学科では、大学3年生になるとフィールドワークの講義があり実際に現場に出て学ぶというものになります。そこで私は子どもの周辺環境というものに興味があったため、児童館での実習を希望し、2か月間の実習となりました。児童館での実習は子どもたちが学校から児童館に来る前から始まります。館内の掃除や併設している図書館の本の整理から始まり、この作業が一段落すると子どもたちのお出迎えです。子どもたちの宿題の面倒や遊び相手になったりして、児童館の職員の一員として実習をしました。子どもから学ぶものはとても多く、感情というものを上手に制御することが出来ない小学1年生の子どもに対して、私たち大人がすべきことは何かということを考えさせられました。

次に、ゼミの研究の一つで被災地の課題について調べました。新しいコミュニティーが形成されてきた仮設住宅団地について、仮設住宅から復興公営住宅に引っ越す人が増えている中で新しいコミュニティーをどのようにしたらいいのかについて考えました。さらに、復興公営住宅に入居する人の中には一人暮らしの高齢者が多く、一人暮らしの高齢者についての見守り支援についても調べる機会がありました。これまでのコミュニティーから復興公営住宅に引っ越して、新しくコミュニティーを形成するには人間関係を新しく構築する必要があり、時間を要します。この時間を短くするためには、既存の地域を媒介として新しい街開きの機会を設けるなどして新しいコミュニティーが形成されるように手伝う必要があるということがわかりました。また、一人暮らしの高齢者の見守り支援についても調べてみました。復興公営住宅に引っ越した後一人暮らしの高齢者に対して、仮設住宅のように誰かが見守るのかというと、公営住宅に引っ越した後は見守るような団体はあまりいないようでした。阪神淡路大震災の際、被災者が完成した復興公営住宅に入居した後、一人暮らしの高齢者の孤独死の問題が浮かび上がってきました。そこで、私の所属しているゼミで復興公営住宅の中での孤独死を防ごうと何とか現在も考えているところです。

3年生の時には2年生の時よりも専門的なことを学ぶことが出来たと思います。3年生の時に経験したことを活かして、4年生の今年は就職活動を乗り切りたいと思います。そして、就職活動が落ち着いた頃再び被災地について考えを巡らせたいと思います。最後になりましたが、皆様の支援のお蔭で今年も大学に通えていることに感謝しております。


第30回〜2015年5月レポート〜
■宮城県:Y.S.さん(女性)
県外国立大学(4年制)、機能高分子工学専攻、エンジニア志望

「大学生活二年目で感じたこと」

大学生活も二年目になり、月日はあっという間に過ぎていくなと感じる日々が続いています。
私の学部では二年次にキャンパス移動があるため、ようやく住み慣れた山形市を離れ米沢市に引っ越しをしました。米沢市の気候は山形市と大きく違い、冬は自分の背丈を優に越す程の雪が積もります。また、今年の夏には蛾が大量発生するなど米沢の自然気候には一年中悩み続けました。

米沢に来てから、接客業のアルバイトと部活動で茶道を始めました。
どちらも日々が勉強で学ぶことがたくさんあります。また茶道では日常生活の疲れを忘れ集中することが出来るので、米沢に来て忙しい日々を送っていた私にとってはとても癒し効果がありました。

勉強面では二年次から専門科目の授業や実験などが増え、自分がやりたいと思っていた専門分野を本格的に学ぶことができるようになりました。
昨年より勉強量が増え、毎日予習や復習に追われる日々が続きアルバイトとの両立が上手くできず、毎日がいっぱいいっぱいになり余裕がない状態が続いてしまったことが原因で周りの人に迷惑をかけてしまいました。
来年度は先のことを見据えた物事の計画をたてるなどして余裕を持ち、生活していきたいです。

震災から三年以上たちニュースや新聞などで震災のことが取り上げられている事が少なくなってきたように思えます。
私自身も年月が経つにつれ震災のことについて思い出す機会が減ってしまったのですが、
okikobo基金の皆様との交流により、震災後に決めた今を精一杯に生きることや周りの人々に常に感謝の気持ちを持つことなどの自分の目標を常に意識することが出来ています。
また、こうして自分のやりたいことを学びに大学に通うことができるのは家族やokikobo基金の皆様からの支援のお陰です。本当にありがとうございます。
この感謝の気持ちを忘れずに来年度も頑張っていきたいです。


第29回〜2015年4月レポート〜
■ 宮城県:T.O.さん(男性)
県内私立大学(4年制)、電気情報工学専攻、電気の分野から地元石巻をはじめとする被災地の復興に携わり、その後は日本を電気で明るくしていきたい

「 今年の振り返りと来年度に向けて」

 本年度は自分自身を見返し、改善することの出来た一年でした。昨年、okikoboで紹介していただいた海外留学に参加し、辛いと思うことも多くありましたが心から参加して良かったと思っています。多くの海外留学を重ねた人たちが多く参加していた中で、海外留学初体験の自分にとってはホームステイ先での会話もセッションでのリスニングも基本的に英語の勉強をしない学部に通っている自分には苦手でしかありませんでした。しかし、他の人たちが楽しそうに現地の人と話しているのを見て負けてられないと思い、どこでも誰とでもわからなくても積極的に話しかけるようにしました。

そのかいあってか相手が何と言っているのかを聞き取ることが出来るようになり、苦手だった会話を楽しむことが出来るようになりました。留学したことで成長することが出来たのは英語だけでなく、セッションや多くの場所で話を聞いたリーダーシップについてやコミュニケーション能力についても自分が今まで考えていたことが改善され、帰国してからの学校生活で発揮することが出来たと思います。

留学は自分に足りないもの、自分が知らなかった分野を体験することの出来た貴重な体験で多くのものを得ることができ ました。中でもこの一年で特に自分が意識して意識していたのは留学中、一緒に参加していた方から褒めていただいた、他の人の動きに注意を向けるということでした。他の人が今何をしているのか、なぜそれをしているのか、小さな変化でも見つけられるように努力してきました。その変化見逃さないことで自分がどのように行動すべきか、何を発すればよいのかを判断してきました。二年生となり学校で、専門教科のグループ実習が始まった今年にとってそれはとても重要で実習を通じ、実習内容だけでなく、自分自身を伸ばすことが出来ました。

今年は生活、勉強、プライベートの面でも基盤となったのは留学で学んだことでした。それが気持ちを良い方向へ向け、何において も積極的になることが出来ました。来年度の目標として留学を通じて学び、伸ばしたことを生活の基盤とし、勉強面、プライベート面では今の自分にとって何が 必要なのか、自分にとって何の役に立つのかを考えたいと思っています。自分自身のために自分が頑張ることを忘れずに日々努力していきたいと思っています。


■ 福島県:M.S.さん(女性)
県外私立大学(4年制)、リハビリテーション学専攻、理学療法士志望

「大学生活三年目」

 大学に入学してから早くも3年目が終わろうとしています。今年は3年生ということもあり、施設実習や初めての長期実習がありました。1年生で学んだ基礎知識、2年生で学んだ専門的知識に加え、3年生では、症例を用いた授業が多くなりました。提示された内容で評価項目をあげたり、実際に実技を行ったりするのはとても大変で日々練習したり、調べたりして過ごしました。

そんな中、後期試験が行われ無事に通過しました。後期試験が終わると、次は初めての長期実習が待ち構えていました。実習先が決まったときは、先生方や先輩方にいろんな話を聞いたり、自分で調べたりして情報を集めました。初めての実習ということもあり、とても不安ですし、緊張もしていました。実習では、自分の不足しているところが多く見つかりました。

まずは、なかなか自分から話しかけることができないということです。実際に、患者さんと関わる際に、緊張してしまいどんなことを話せばよいのかが分からず時間だけが過ぎてしまうことがありました。もっと、いろんな話題を考えたりして話を振ることができるようにし ていきたいと思っています。そのために、クラスメイトに積極的に話しかけるようにしています。

また、知識の不足や実技の練習不足をとても感じました。これからも、知識を積み重ねることと、実技練習を前以上にやっ ていかなければいけないと思います。今は、その長期実習が終わり、学校での発表が終わったところです。発表では、学校の先生方やクラスメイトの前で発表を行い、質疑応答を行いました。質疑応答の時間では、自分では気づかなかったところや質問に答えられなかったところがあり、訂正することとなりました。今は、その直しを作成しているところです。

また、実習中は、実習地の先生方に厳しくご指導いただいたということもあり、自分がなぜなりたいのかを見失いそうになりました。しかし、実習を終えてもう一度考えてみると、私が私の目の前にいる人にできること・してあげられることはなんなのかを考えていくことが大事になってくると思いました。自分以外の人のために何がしてあげられるのかを考え、患者さんに必要とされ、笑顔を与えられる理学療法士になりたいという思いが強くなりました。

次に、サークル活動では、ダンスサークルに所属していましたが、今年の7月に引退となりました。最後のステージでは、1回目に失敗をしてしまい、2回目に踊るときは緊張しましたが無事に成功させることができました。また、縁があり先日友達が所属しているサークルのお手伝いをしてきました。内容は、トーンチャイムを使用して、2曲演奏ということで不安はありましたが、無事に演奏することができました。またその際に、ダンスサークルも出るということで、飛び入り参加をしてきました。後輩たちや地域のおじいさんやおばあさんと触れ合うことができ楽しい時間を過ごす ことができました。

最後に、今年もたくさんの経験をさせていただき、少しですが自分自身成長できたと思います。来年は、今年以上に忙し くなると思いますが、もっと成長できるように頑張りたいと思います。ここまでこれたのもOKIKOBO基金をはじめとする皆様の支援があったからこそであ り、とても感謝しています。これからも、精一杯頑張っていこうと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。


■福島県:S.S.さん(女性)
県内専門学校(3年制)、看護学専攻、看護師&助産師志望

「感謝」

私は三年制過程の看護学校を卒業し、看護師国家試験に合格することができました。4月からは病院で看護師として働きます。看護学校に入学し、無事卒業し、国家試験に合格できたのは皆様のご支援があったからこそ、看護師という夢を実現することができました。今は感謝の気持ちでいっぱいです。

3年間を振り返ると、辛いことが沢山ありましたが、その辛さがあったからこそ、今の自分があるのだと思います。レポート提出とグループワークの課題が重なることやテストが毎日続くことがあり、心が折れそうになりました。実習でも記録や調べ事が沢山あり、睡眠時間を削り、身体的にも精神的にも辛いことがありました。しかし、患者さんの病状が良くなっていく姿や患者さんの感謝の言葉、笑顔や自分を頼ってくれることに嬉しさを感じ、その辛さを忘れていました。少しでも、患者さんの役に立ちたいと思う気持ちとやりがいがあり、原動力となっていました。国家試験の受験勉強は私にとって一番辛いものでした。そんなとき、一番身近にいる家族、友人、厳しく指導してくださる教員や看護師、学校の先輩・後輩、患者さん、OKIKOBO基金の方々、支援してくださる方々など、応援してくださる方々に失礼のないように頑張らなくて はならないと思い、勉学に励むことができました。

4月からは看護師として働きますが、学生のときに学んだことを活かし、患者さんに寄り添った看護ができるように、日々精進していきたいと思います。また、社会人として恥じないように常に自分を磨き続けていきたいと思います。応援してくださった方々、ありがとうございました。


第28回〜2015年3月レポート〜
■宮城県:Y.A.さん(女性)
県内私立短期大学(3年制)、看護学専攻、看護師志望

「 高齢者との関わり」

 2年生の実習として今回はグループホームや老人福祉センターへ実習に行き、認知症の方や介護福祉士さんと関わってきました。認知症の方と関わったことがこれまでなかったため、実習前はとても不安でしたが、実習の施設へ行ってみるとみなさんがすごく明るく、学生の私たちに「ここに座って」など気を使ってくださり、笑顔をみることで不安な気持ちもふきとび、「認知症」という認識をなくし、ひとりのひととして尊重して話をし、向き合うことの大切さを改めて感じることができました。
症状は時折みられましたが、過去の記憶を大切そうにうれしそうに話をしたり、他の人から認知症だからと馬鹿にされていたというお話をしていただき、何か自分にできることがないかなど切なくむなしい気持ちにもなりました。
老人福祉センターは自分の趣味を他の人と一緒に共有する場であり、元気な方が多く、学生たちが高齢者のみなさんに教えてもらうことが多かったです。この二つの施設は目的も参加できる人にも違いがあり、それを実際にかんじられたことがとてもうれしく、勉強になりました。


第27回〜2015年2月レポート〜
■ 岩手県:S.N.さん(女性)
県内専門学校(3年制)、看護学専攻、看護師志望

「これまでを振り返って」

 学校に入学してから3年が経ち、今年卒業をむかえます。

この3年間の中で、たくさんの人と出会ってたくさんのことを学びました。
実習では、さまざまな病状や思いを抱えている患者さんを受け持たせていただいて、看護技術の視点からだけでなく、人として学ぶことも多くありました。そこから自分の欠点がみえたり考え方の視野が広がったりと考えさせられることがありました。どんなに辛いことがあっても仲間に励まされながら乗り越えることができ良い思い出です。
これまでを振り返って、たくさんの人に支えられながらここまできたんだと実感しています。

今は、国家試験に向け、毎日勉強の日々を送っています。これまで支えてくださった方々に恩返しするため、今は国家試験合格を目標に一生懸命勉強し、看護師となってからも常に学ぶ姿勢をもって患者さんの個別性に合わせた看護を実践できるよう日々努力していきたいと思います。

私がここまでくることができたのはOKIKOBO基金の皆様に支援していただいたからです。本当に感謝しています。ありがとうございます。この感謝の気持ちを忘れずにこれから仕事を頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。


第26回〜2015年1月レポート〜
■宮城県: Y.K.さん(女性)
県内公立大学(4年制)、食産業学部環境システム学専攻、復興のための市の職員志望

「初経験」

 早いもので大学生活も、もう半ばに差し掛かってしまいました。あの震災からももうすぐ4年。今月は成人式も迎え、時間が経つのは早いと実感する今日この頃です。今は試験も近く、レポートに追われる毎日です。大学に入学してから様々なことがありましたが、私の大学2年目は新しい経験が多くできた年だったと思います。
今年はサークル内で、ワケル・キャンパス・サポーターというものに参加し、ごみの分別・減量やリサイクルの啓発活動を仙台市と協働で取り組んできました。ワケル・キャンパス・サポーターとは、学生の発想や行動力を生かしてごみ減量・リサイクルを進めるという企画で,公募で集まった大学生(環境サークル等)です。現在は4つの大学が参加しており、月一の頻度でミーティングが行われています。ごみ分別の啓発グッズのアイデアを出したり、9月に勾当台公園で開催されたエコフェスタで催し物をしたりしました。
ここでは、エコフェスタについて書かせていただきます。出展ブースで、紙パックで作ったフリスビーを使って分別ゲーム「ワケルフリスビー」を実施しました。これは、問題の写真を見てどの種類の資源ごみに分別されるかを答えた後、当てはまる的にフリスビーを投げ入れるものです。ゲームの内容、ルール、景品、配置などの案出しから、フリスビー・的の作成、当日の運営までほぼ学生が主体となって行いました。一から何かを作り出すということは、思っていたよりも考えなければならないことが多くて、大変だった反面、充実感もありました。
メンバーたちと意見を出し合う際、こんなやり方もあるのかとはっとさせられるところが多かったり、経験豊富な環境局の方のアドバイスも聞けたりして貴重な経験となりました。当日、私はクラフトコーナーでフリスビーの作り方を教える仕事をしました。子供たちだけでなく、大人も参加していただけて、自分たちで苦労して作り上げた出展を楽しんでくれる姿が見られて感慨深かったです。このエコフェスタでは、ごみ分別の啓発運動というだけでなく、イベントを作り上げる際の様々な考え方やノウハウも学ぶことができ、そのようなイベントを提供する側に立ったのは初めてで、とても新鮮な経験でした。
震災で家が全壊、父が会社をリストラされたときは、大学に通うのは無理かもしれないとも思いました。しかし、今こうして大学に通いこのような経験ができるのは、OKIKOBO基金の皆様のおかげです。奨学金として大学生活を支えていただき、本当に感謝しています。その支援に恥じないようこれからも頑張っていきたいと思います。


第25回〜2014年12月レポート〜
■宮城県:S.E.さん(男性)
県内私立大学(4年制)、工学部知能エレクトロニクス学科、ロボット工学のエンジニア志望

「これまでの大学生活」

 時間が流れるのは早いもので、もう大学2年生も終わりが近づいてきました。

1年生の頃には不安があった、大学生活や一人暮らしも、今ではごく自然に過ごせています。私の通っている大学は高低差が多く坂道ばかりのため、慣れてきてもよく転んでいます。そろそろ本格的に寒くなってきて、冬だなぁと感じさせられるようになりました。
大学の勉強では、2年生になり専門教科の授業が増えてきました。専門教科は難しく、ついていくのも大変です。友達と協力しあいながら、毎週の実験を頑張っています。来年度には、自分が入る研究室を決める、就職のための勉強、資格を取るための勉強、など大変なことも多いので残りの期間で基礎をしっかりと固めておこうと思います。

サークルでは、所属している少林寺拳法部の大会で、入賞できることが増えました。後輩が入り、指導するのは大変ですが、同時にとても楽しく感じています。また、他大学との交流が頻繁にあり、多くの人と出会うことで人と人との輪を広げることができたのが、このサークルに入ってなによりも良かったと思えることです。また、サークルの先輩に言ってもらった言葉で自分の考えが変わりました。私はよく、困ったことや行き詰まったときに一人で悩むことばかりでした。しかし先輩に、人に弱さを見せるのは嫌なことかもしれないけど、弱さを見せなきゃ信用してもらえないと言われ、強がるのはやめようと思いました。

2年生になって始めた旅館のバイトも、今では仕事に慣れ、とても充実しています。コミュニケーションや礼儀などが身につくので、とても良い社会勉強になっています。年末に近づき、どんどんバイトが忙しくなってきているので頑張っていこうと思っています。

最後に、今年度で奨学生を卒業となりますが、私はこの奨学金がなければ大学に入ることが出来なかったかもしれません。この奨学金は私に数多くの出会いやチャンスをくれました。本当に感謝しています。これからの大学生活も夢の実現に向けて努力を怠ることなく生活していこうと思います。本当にありがとうございました。


第24回〜2014年9月レポート〜
■宮城県:H.K.さん(女性)
県内私立大学(4年制)、健康栄養学専攻、管理栄養士志望

「夢へ」

 大学に入学してから早くも3年が経ちました。大学3年生になり、臨地実習が始まりました。私は、6月に保育所実習へ行きました。保育所実習では、さまざまな年齢の園児の成長に合わせた調理を行いました。特に、離乳食作りを中心に行いました。離乳食作りでは、発育・発達に合わせた調理方法の工夫や食品選択が大切だと学びました。また、アレルギーの扱いについても学ぶことが出来ました。保育所での給食業務は、園児の成長に合わせた調理を行うということで、園児の食事風景も観察することが大切だと知りました。園児がどのようなものを好み、調理形態は適正かを把握するために日頃からの園児とのふれあいが大切だと感じました。9月末より、病院実習が始まります。病院実習では、病態に合わせた食品選択や調理形態等を学びたいです。また、栄養指導や災害での栄養士の業務等についても学んできたいと思います。
 3年生で外部での実習などを行い、本格的に夢へ近づいていると実感しました。また、模擬試験を行い、自分の知識はどの程度かを把握することが出来ました。模擬試験を行ったことで、自分の夢を実現するためには何が必要かを改めて考えることが出来ました。残りの約1年で、勉学にも一生懸命取り組み、より夢へと近づけて行きたいです。
 私は、1年生の時にあまり参加出来ずにいた、学生生活での活動を今年になり、積極的に行いました。2年生の後期より学生会に参加しました。学生会での役割は、文化祭運営などです。文化祭は来月行われるため、現在はそれに向けた準備等をしています。また、学生会では文化祭の他にも総会活動を行いました。3年生では、新入生に向けたオリエンテーション活動を行いました。新入生に時間割の説明を行なったり、教職員の紹介、ゲームなどを行いました。これからは、ボランティア活動などに積極的に参加し、充実した学生生活を送りたいと思います。
 OKIKOBO基金の皆様、暖かく見守ってくださいました皆様方に、心から感謝致します。これからも、奨学生として自覚を持ち、夢の実現のために一生懸命に実習や勉学に励んでいきたいと思います。


第23回〜2014年8月レポート〜
■福島県:M.K.さん(女性)
県内国立大学(4年制)、行政政策学専攻、歴史研究者志望

「岐路」

大学に入学してから、早3年半が経ちました。同じ福島県内なのに、私の地元とは全く違う暑い夏と寒い冬に、やっと体が慣れてきました。福島の広さには、改めて驚かされますが、元気に頑張っています。
 
大学3年生になり、やりたかった日本史を専門的に学ぶことができるゼミに所属することができました。今は源頼朝などの鎌倉武士について専門的に学んでいます。慣れていない和漢混交文を読むことは苦労しますが、理解できたときの「当時の人と同じものを読んでいる!」という達成感のような感動は、苦労を吹き飛ばしてくれます。また、ゼミの担当教諭のもとで津波の被害や地震の被害にあった古文書や民具などの保護の活動をしています。破損した蔵から運びだされた古文書を手にすることは、その家の歴史を手にしていることと同じで、一枚一枚プレッシャーです。その反面、自分が保護のお手伝いをしていることに誇りを感じます。歴史に接した職について、歴史の面から復興に携わりたい、という夢にだんだん近づいてきました。また、私の所属する学類の特徴に3年生でも歴史以外の講義を受講できるため、歴史と並行して政治・行政・法律・文化などの様々な面から歴史を考え続けることができています。学際的に歴史を考える視点を、あと1年半の間養い続けたいと思います。

もうひとつやりたかった、「文化面における復興」を考えるために3年生から講義の一環で、福島の文化的な復興を支援する団体に一年間インターンシップでお世話になっています。その団体では福島県内の様々な地域の文化の保護をしたり、ピックアップすることによって福島の復興を文化面から支える活動をしています。特に私は飯舘村を担当しているNPOの方にお世話になっています。飯舘村の民話や田植え踊りなどの伝統を途絶えないように保護する活動に参加しています。村の中学生が主役になって、仮設住宅や文化祭などで披露しています。福島は広く、震災の被害といっても地域で異なるため、復興が臨機応変に行わなければならないと、改めて思いました。インターンシップに参加するまでの私は、復興と言えばインフラを整備することしか思い浮かばず、『心の復興』や『文化の復興』についてどのように進めていくのか分かりませんでした。しかし、復興の活動にじかに接することによって、「歴史をどのように活用して、復興に生かせるのか」という疑問の答えの糸口をやっと見つけられそうです。

日本史を広い視点で学ぶこと。文化面における復興をするために必要なものを集めること。歴史に接した職について、歴史の面から復興に携わること。これらのことができる大学に入学し、学ぶことができてとても嬉しく、有意義な毎日を過ごしています。このような機会をくださったこと、とても感謝しています。今後もよろしくお願いします。


第22回〜2014年7月レポート〜
■宮城県:E.A.さん(女性)
県外私立大学(4年制)、経営学専攻、会社の起業希望

「夢に向かって」

大学に入学し3年目になりました。
大学で学ぶ内容も専門的なものになりました。日々、専門的な分野を学んでいるうちにこの学んだ専門分野を生かした職業につきたい、この分野を生かして、自分にしか出来ない仕事をしたいと思うようになりました。

そのような事を考えはじめたときに、震災時の事がふとよみがえってきました。震災が起こったことで、様々な障害がおこり仕事に復帰することが難しいという話を耳にしたことを思い出しました。会社かながされてしまったり、震災によって、経営状況が悪化し、リストラされたりと震災で仕事を失ってしまった人がいたことを思い出しました。

そのような経験も踏まえ、資格をとりたいと思うようになりました。資格をとることで、震災が起こって働いているところを失っても、私にしか出来ない専門的知識を用いた仕事をすることで、仕事を与えられなくても、自分自信で仕事を見つけ行うことが出来るため、復帰しやすくなります。
このように仕事に早く復帰することで、震災時には、地域の復興にたずさわれるのではないかと思いました。

このような思いから、現在大学の勉強の他に資格をとるための勉強をしています。大学の勉強と資格の勉強の両立はなかなか大変ですが、震災の影響で、経済環境が整わず学ぶ事を諦めざるを得なかった人もいます。そう考えると、沢山の方の支えがあり、今学びたいことがなに不自由なく、学べる環境にいるということがいかに幸せであるかということを実感しました。
将来なりたい自分に近づくために目標をきちんと設定し、目標にむかって日々の勉強をしっかり行い、残りの大学生活を有意義なものにしたいと思います。


第21回〜2014年6月レポート〜
■岩手県:T.M.さん(男性)
県外私立大学(4年制)、生命健康科学部、理学療法士志望

「大学3年目を迎えた自分の思い」

大学三年目の生活が始まったと思いきや、あっという間に夏の始まりが感じられるほどになりました。今振り返ってみると、大学に入学してから今までの時間が経過するのが早く感じられます。

 私は理学療法士を目指しこの大学に入学しました。そして今年の三月、老人介護保険施設へ実習に行きました。今まで学習してきた専門的な基礎知識をようやく応用させていく段階に入りました。この実習を通して私はある緊張感を感じました。それはなぜかというと、医療従事者という立場になることは、他人の人生・生活を支える立場になるということだからです。もちろん、医療職だけでなくこの世の中にあるどんな仕事も人の人生・生活を支える仕事です。しかし、その中でも医療職は、人を支えるということをより身近に感じられるものだと思います。それは良い意味でも悪い意味でもそうです。

 「QOL」(Quality of life)という言葉があります。これは「生活の質」という意味で医療の現場においてよく使われる言葉です。例えば疾患や外傷で悩む人に対し、適切な考えを基に正しい治療・トレーニングを行えば、回復に向かいます。早期復帰を目標としている患者様にとってはQOLを高めることができます。しかし、誤った治療を行ってしまえば、復帰が遅れ、QOLが低下します。その人の生活の質を高められるかどうかは私自身にかかっているのです。そのため緊張感を感じました。

 私はまだ人の役にたつには力不足だと思います。それは専門的な知識・技術だけでなく、社会においての人としての力も未熟だからです。しかし、私は将来の具体的なビジョンを持っています。そのビジョンを現実化させるため、つまり、身体の何らかの障害で悩んでいる人を笑顔にさせるため、人の喜びの支えになるため、ますます今後の学習に力を入れていきたいと思っています。

 今、私自身がこうして将来の事を考えられていること、大学において専門的な学習ができていることは、支えてくださっている皆様のおかげです。この恩は将来、被災地において治療活動を行うこと、ボランティア活動を行うことで返していきたいと思います。


第20回〜2014年5月レポート〜
■宮城県:M.S.さん(女性)
県内私立大学(6年制)、薬学専攻、薬剤師志望

「“頑張る”ということ」

皆様お久しぶりです、いかがお過ごしでしょうか。季節は夏に近づいていますが、仙台はまだ涼しく、春の名残を感じています。

私はこの春、薬学部の3年生となりました。更に専門科目が増え、昨年よりも難しいと感じることが多くなりました。進級してから、勉強や生活面でもいろいろ変わりましたが、今回は昨年の2年後期の自分の過ごし方で学んだ事について書かせて頂きたいと思います。

2年前期を本試験で単位を全て取得することが出来た私は、夏休みにバスケットボールやアルバイト、友達と遊んだりと普段勉強に費やしてた分、充実した夏休みを送ることが出来ました。後期に入り、更に専門科目が増え、先輩たちに普段から勉強していないとテストが大変な事になると言われていました。しかしアルバイトやバスケをしながら前期を乗り越えた自分にとって、勉強しながらも今まで通り全てをこなし、やっていけるものだと思っていました。

しかし、前期よりも難易度が上がったのにも関わらず、前と同じように勉強していた私はテスト直前になってとても焦りを感じました。テストに間に合わない教科もあり、一夜漬けすら出来ない状況に陥りました。結果は当然、不合格。幾つか単位を落とし、追試験で拾わなければ留年してしまう状況に追い込まれました。

この時、私は「頑張って勉強したはずなのに、何故この結果なんだろう」と思っていました。しかし本試験の問題を解き直してみると、分からないところが沢山でてきて、自分が上辺だけの勉強をしていたことに気づきました。それからの追試期間は、今まで生きていて一番勉強したと自負できるくらい勉強しました。テスト前、本試験のような焦りは全くなく、余裕があり落ち着いて問題に取り組むことが出来ました。そして無事、全ての試験に合格し単位を取得することが出来ました。

そして現在、3年生の講義はまた更に難易度が上がりましたが、2年後期で勉強したことがしっかりと染み付いているため理解が早くなりました。これが先生たちの言う、積み重ねであり、「勉強する」ということだと感じました。また、「頑張る」ということの本当の意味をこの経験を通して学ぶことが出来たと思います。

皆さんが様々な近況を語る中、少し前の話をしてしまいましたが、自分の考えを変えるきっかけとなった出来事だったので、書かせて頂きました。現在は勉強を第一に置き、週に2日のアルバイトと部活動をしています。どれも今しか出来ない事なので、一生懸命取り組みたいと思います。最後になりましたが、OKIKOBO基金の皆様や奨学生の皆様、今年の夏も皆様に会えることをとても楽しみにしております。どうぞ今後もよろしくお願いします。


第19回〜2014年4月レポート〜
■宮城県:S.S.さん(男性)
県内私立大学(4年制)、経済学専攻、県の観光産業関係志望

「鉄道から見る今の東北」

 奨学金を寄付していただいた恩人の皆様、いかがお過ごしでしょうか。私が住む宮城県でも4月に入り開花を告げた桜の花は、連日の春の穏やかな陽気で開花が進み、今では葉桜になってしまいました。季節の変化を肌で感じています。皆様のおかげで大学生活は1年生の時より、余裕がありかつ充実した2年生を送ることができました。2年生から3年生に進級しましたが、ここからは2年生の時よりさらに高度な学習に励むつもりです。私は、「これからの日本社会と少子高齢化社会について」をテーマに学習するつもりです。また、就活に向けての準備も徐々に始めています。ぜひ機会がありましたら私に就活に対して指南していただければ幸いです。
 私が通う大学の春休みは比較的長いので、思い切ってアルバイトをして貯めたお金で「東北の今」を鉄道という目線から、被災地を中心に巡る旅に出ました。そもそも、宮城県内の被災地に関しては様々なボランティア活動を通して見てきましたが、県外の被災地を見に行くというのは初めてのことでした。
 まだ雪が残る3月の上旬、私は岩手県の久慈市に向かいました。三陸鉄道に乗車することからスタートしました。車内には昨年の朝ドラブームから乗車する多くの観光客に会いました。車窓からは綺麗な海が広がり、こんなに綺麗な海が震災の時に街を飲み込んだと思うと想像ができませんでした。当時は、まだ一部区間が不通となっていたため、一部区間ではバスを利用しましたが車内では現地の人との触れ合いもあり、人の温かさを改めて実感させられました。
 鉄鋼の街として有名であった釜石市も、震災で大きな被害を受けた街です。市内を歩いてみると大型商業施設があり比較的賑わっている印象を受けました。また、一部区間では車窓を楽しめるように速度落として運転し、見ごたえのある景色を楽しめました。三陸鉄道南リアス線の終点盛駅からはBRTの旅になります。鉄道ではないですが、海岸線に沿って走るバスの車内には、あまり乗客が乗っておらず気兼ねなく楽しむことができました。震災前に一度だけ訪れたことのある気仙沼市。ここで食べた海鮮丼は今でもその味を思い出すほど美味しかったです。気仙沼から柳津までの最後のBRTは、ちょうど地元の高校生の帰宅時間に重なったのか賑わっていました。
  一泊二日で三陸の今を駆け足で見て回った今回の旅行を通じて、私はこれからの三陸への不安を抱いてしまいました。地元の方が利用するというわけではなく、私のような観光客が楽しんでいる印象がありました。もう少し地元の人が利用できるように沿線の復興を加速することも必要ではないかと思いました。地元の人の言葉の中で「復旧じゃダメなんだ、復興でなきゃ。」という言葉あり本当にその通りだなと感じました。ただ、地元の人々と接したことで心の温かさのようなものを実感できたのは嬉しかったです。
  最後になりますが、奨学金を寄付していただいた恩人の皆様のお蔭で旅行にも行けました。恩人の皆様のおかげで今の私があると思っており感謝しております。本当にありがとうございます。


第18回〜2014年3月レポート〜
■ 福島県:M.S.さん(女性)
県外私立大学(4年制)、リハビリテーション学専攻、理学療法士志望

「二年目」

 大学に入学してから二年が経とうとしています。一年生の時は、慣れない大学での授業に慣れない一人暮らしと不安なことだらけでした。勉強も難しくついていくだけで精一杯でした。慣れない環境での一人暮らしも大変でした。進級し二年生になってからも、勉強に関しては、正直、ついていくだけで精一杯です。生活では、新しい友人もでき、一人暮らしの方にもやっと慣れてきたところです。
 私は、現在、リハビリテーションについて学んでいます。一年生のときから授業は難しく、覚えることがたくさんあり、授業についていくのが精一杯の毎日です。今年は、器具の使い方や検査・測定の仕方、専門分野についての授業が増えました。検査・測定の授業では実技があり、なかなか上手くいきません。専門分野の授業では、興味を持って学ぶことができました。また、グループワークが多く、普段あまり話したことのない人とも話すことができて、楽しく学ぶことができました。
 私の学校では、ボランティア活動が必修科目となっています。去年と同様に、今年もたくさんのボランティアに参加しました。施設のお祭りの運営の手伝いやお祭りでのおみこしかつぎ、ちんどん大会でのプラカードガール、障害者の方のスポーツ大会の運営補助、着ぐるみを着てのお菓子配りなどさまざまなボランティアに参加しよい経験ができました。小さい子からお年寄りの方まで幅広い年代と関わり、接し方やコミュニケーションの取り方などたくさんのことを学びました。
 私は、消極的なところがあり、なかなか自分から話しかけたりすることができません。ですが、ボランティアに積極的に取り組むことで、少しずつですが自分から話しかけられるようになってきたと思います。ボランティアに参加することで、自分のダメなところがみえてきて、改善点を見つけることができました。これからも、たくさんのボランティアに目標を持って参加し、自分のできないところ、ダメなところを見つけ、改善していけたらいいなと思います。
 また、私は、ダンスサークルに所属しています。活動としては、町の祭りや文化祭、学園祭などで踊っています。サークルとしては小さなものですが、少人数で楽しく踊ったり、話をしたりして楽しい時間を過ごしています。 これからの学校生活は、今まで以上に大変になってくると思います。今まで学んできたことを最大限に活用しなくてはならないことがあると思います。正直、私は、これからの毎日にたくさんの不安があります。授業も、厳しくなってくることと思いますが、自分にできる精一杯のことを学校でも生活の中でもやっていけるように努力したいと思います。
 私は、今まで家族や友達などたくさんの人に支えられてここまで来ました。楽しいことやつらいこと、投げ出したくなることといろいろなことがありました。今、充実した日々を送ることができているのは、私を支えてくれている存在があるからこそだと思います。このことを忘れずに毎日を歩んでいきたいと思います。
 最後になりますが、いつもお世話になっておりますOKIKOBO基金の皆様。昨年はお会いすることができませんでしたが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


第17回〜2014年2月レポート〜
■ 岩手県:S.N.さん(女性)
県内専門学校(3年制)、看護学専攻、看護師志望

「これまでを振り返って」

 2年生になり、学校や寮生活にも慣れてきました。実習も増え、さまざまな患者さんを受け持たせていただきました。その中で大変なこともありますが、その分学びの多い日々を過ごしています。
 実習では、病院だけでなく、保育所や小学校でも実習させていただきました。子供たちの姿に元気をもらうこともありました。病棟実習では、実習も大変ですが記録がなかなか進まず寝れないこともあります。患者さんが抱えている問題はどのようなものであるかについて、年齢や性別、性格、社会的役割など全体像を把握し計画を立案していかなければなりません。患者さんの全体像を把握することは容易なことではないため、実習を通して力を身につけていきたいと思います。患者さんとコミュニケーションをとっているとさまざまなお話を聴くことができるため、看護学生としてもそうですが、1人の人間として勉強になることも多いです。これまで患者さん、その家族など多くの出会いがありました。その中で、受け持たせていただいたことに感謝し、日々実習しています。その気持ちを忘れず、これからの実習も臨んでいきたいです。
 学校に入学して2年が経ちます。生活していると、時間が経つのがとても早いなあと感じます。だからこそ、1日1日を大切に楽しく生きていきたいと思います。3年生では実習に加え、事例研究や就職試験、国家試験があります。これまで以上に大変な1年になると思いますが、目標に向かって頑張っていきたいと思います。
 今の私があるのはさまざまな人の支えがあるからだと思っています。OKIKOBO基金の皆様には日々支援していただいて感謝しています。ありがとうございます。残りの1年も充実した学生生活を送っていきたいと思います。


■岩手県: Y.S.さん(男性)
県内県立大学(4年制)、情報科学専攻、エンジニア志望

「これからの自分」

 二年目の大学生活が間もなく終わろうとしています。二年生になり、大学生活にもだいぶ慣れはしましたが、勉強の内容は去年よりも難しくなり、授業が終わってからも学校に残ることが多くなりました。来年度からはついに研究もはじまり、就職に関する勉強、取り組みも始まります。たくさんの技術を身につけ、自分の夢を実現できるように頑張って行きたいと思います。

今年の秋ごろからいままでしていなかったアルバイトも始めました。お金を稼ぐことよりも社会勉強がしたいと思い、始めました。家からあまり遠くないところなのですが、24時間営業の飲食店なため、朝早起きしたり、夜遅くまで起きていたりと、生活が不規則になってしまいがちだし、時間に追われる仕事が多いので、いままでアルバイトを経験がない私には大変ですが、なんとか続けています。アルバイトも、勉強やサークルに影響が出ない程度に頑張りたいです。

入学当初から所属しているダブルダッチサークルでは、今年の夏に大会があり、出場しました。7チーム中3位で、全国大会に出場することはできませんでしたが、7チーム中3チームが先輩であることをふまえると自分にとってはまずまずの結果であったと思います。夏の大会が終わってから、チームが再編成され、前とはまた違う新チームになりました。この新チームはなにもない限りは今後変わることがなく一緒にやって行くチームです。3月の下旬に、東京で大会があるのでまずはその大会でいい成績を残したいです。夏の大会では自分が三年生であるということもあるし、新チームのメンバーが実力のある人達が集まったので十分全国を狙っていけると思っています。東北のダブルダッチは関東、関西に比べると実力も知名度も全然ありませんが、自分たちの代から全国に、東北も侮れないなと思われるようにこれから頑張って行きたいです。

今年度で私はokikoboの奨学生を卒業ということになりますが、みなさんのおかげで大学生になり、たくさんのことを経験出来ています。本当に感謝しています。夏の集まりではみんなと仲良くなり、楽しんだり、勉強をしたり、何か一緒に考えたり、とてもいい経験になったし、他の人の話を聞いて刺激になりました。

支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。


第16回〜2014年1月レポート〜
■宮城県: Y.K.さん(女性)
県内公立大学(4年制)、食産業学部環境システム学専攻、復興のための市の職員志望

「新たな目標に向かって」

 大学に入学して初めての1年が、もうすぐ終わろうとしています。初めのころは、知り合いが一人もいなくて、人見知りの私にとってはとてもつらい状況でしたが、今ではだいぶ慣れてきて、充実した大学生活を送れています。
 私は第一志望の大学に落ちて、目標を変えざるを得ませんでした。震災のために家計も厳しかったので、進学するとしたら県内の国公立の大学にしか行けず、その中には第一志望と似た学科はなく、とても迷いました。しかし、私は正直まだこのまま社会に出ても役に立てる自信がなかったので、大学に行ってもっと知識やコミュニケーション能力をつけて自分を磨きたいと考え、大学進学を諦めることはできませんでした。残された選択肢の中から私が選んだのは、環境システムという学科でした。第一志望程ではないにしろ、環境というテーマにも少し興味があり、環境を学べば復興の役にも立てるのではないかと考えました。
 私の大学では、1年のうちから1クオーターごとに別の研究室で研究内容を学ぶ講義があります。その中に、津波によって海水をかぶった水田の除塩を研究している先生がいました。これまでの除塩方法と先生の推進する除塩方法を教えていただき、実際に現場にも連れて行ってもらいました。
被災地を回りながら行ったのですが、途中で寄った仮設施設で出会った人々に感銘を受けました。被災したのは自分だけじゃない。みんな一緒だから協力していこうという気持ちになる。被災地の人々の前向きな力に自分も勇気づけられました。今はまだ、大学生活やレポート、サークル活動で手一杯でボランティア活動やアルバイトにまで手を出せませんが、余裕ができたら少しずつ取り組んでいければと思います。
結局、当初の目標とは離れた大学に行くことになり、目標についても正直まだ迷っている途中です。そんな私が本当に奨学金をいただいてしまっても良いのか心苦しさでいっぱいでした。しかし、OKIKOBO基金の交流会でも温かく接していただき、「将来的に社会に貢献できる人材になることを期待している」という言葉もいただけて、今はまだ未熟だけれども、大学での学びを通して社会の役に立てる人間になりたいと今まで以上に強く思うようになりました。まだ漠然としていますが、今はそれが目標です。大学で学ぶ機会をくれたOKIKOBO基金の皆様や奨学金を紹介してくれた先生、支えてくれている家族のためにも、期待に応えられるように精一杯努力していこうと思います。


■ 宮城県:T.O.さん(男性)
県内私立大学(4年制)、電気情報工学専攻、電気の分野から地元石巻をはじめとする被災地の復興に携わり、その後は日本を電気で明るくしていきたい

「夢に向かって」

大学に入学してから一年が経とうとしています。自分はこの一年間でたくさんのものを学び、触れることが出来たと感じています。
大学に入ったばかりのころは自分がすべきこともまともに出来ず、友人にも両親にも心配や迷惑をかけてばかりでした。毎日やっていけるか心配でした。しかし、大学生活に徐々に慣れていき、今では他の人のことを気に掛けることが出来るくらい余裕を持って生活できるようになりました。

私は大学に入りすぐにバスケットボール部とスキューバダイビング部に入部しました。以前から続けていたバスケットボールを続けたいという気持ちと新しいことに挑戦したいという気持ちから二つの部活動を選びました。入部したことで色々な経験が出来ましたが、様々な不都合が重なりどちらも中途半端になってしまっていました。それではどちらの部にも申し訳ないと感じ、バスケットボール部だけに所属するということを選びました。しかし自分の新しいことに挑戦したいという気持ちは持ち続けたいと思っています。それが自分を成長させる一つの要素になると思っているからです。

バスケットボールをしていたことやスポーツ観戦をよくすることから多くの友人や仲の良い先輩方が出来ました。先輩方から就職活動の厳しさや大学での勉強の仕方などこれから自分が経験していくことについて教えていただいて、友人と将来について自分の夢や大学在学中にしたいことなどをよく話しています。そのような話を聞いたり話したりしていると自分の努力がまだまだ足りないこと、自分が自分に甘いということを感じています。
自分の夢を叶えるために努力すべきこと、何が自分を甘えさせているのかについて、まだ何をすべきか見つかっていません。しかし一年間があっという間だったように四年間もまた、あっという間に過ぎてしまいます。二年生になる前までには自分がすべきことを見つけ甘えることなく自分の夢の実現のために頑張りたいと思います。


第15回〜2013年12月レポート〜
■宮城県:H.K.さん(女性)
県内私立大学(4年制)、健康栄養学専攻、管理栄養士志望

「進歩」

 大学2年になり、本格的に実習などが始まりました。前期では、後期の実習に備えて様々な専門知識を学びました。後期では、前期で学んだ知識を活用した実習を行っています。また、多いときで週に3回の実習がありました。その実習内容は、それぞれが自分で献立を作成し、その献立に基づいて料理を作るものや、代表者が作成した献立に基づいて料理を作るというものでした。はじめは、献立作成と実習を両立させることに苦労しました。献立作成は、テーマにあった献立にしなければならず、試行錯誤を繰り返しました。また、調理法やテクスチャー、季節を考えなければいけないので大変でした。メニューを考えた後も、各材料の栄養素を求め、栄養価計算をしました。栄養価計算は全て手計算でしたので、手が動かなくなりそうになった事もありました。現在も献立作成をしているのですが、未だに納得のいく献立に出来ないので、2年のうちに納得のいく献立を作成出来るように頑張りたいです。

 実習では、臨床、ライフスタイル別、給食といった分野についての料理を作って来ました。特に、一番力を入れているのは給食です。給食の実習は、集団調理という内容で100人分の給食を作ります。そして、実際に作った給食を食べてもらいました。私は、まだ実際には調理してませんが、調理する時は精一杯頑張りたいと思います。また、給食の実習は調理、献立作成の他に栄養指導というものをしなければいけません。この栄養指導は、テーマや対象者に適した内容にし、実際に給食を食べている人に指導するということです。これもまだ経験はしてないのですが、リハーサルをしっかりして自信を持ち、栄養指導をしていきたいと思います。これからも大変なことが多いと思いますが、精一杯頑張っていきたいです。
 OKIKOBOの皆様をはじめ、支援して下さった多くの方々、本当にありがとうございました。


■ 宮城県:S.E.さん(男性)
県内私立大学(4年制)、工学部知能エレクトロニクス学科、ロボット工学のエンジニア志望

「自分の変化」

大学に入学してから8ヶ月が過ぎ、大学の講義や一人暮らしにもようやく慣れ始め、冬に近づき本格的に寒さを感じ始めました。

大学に入学してからの半年間は、大学での勉強や始めての一人暮らしと目の前にあることに取り組むので手がいっぱいになり、初めて経験することばかりで目が回りそうな日々が続きました。
私は大学で工業のことを勉強しています。主にパソコンや電気回路を使った授業しています。テストや実習、レポート提出などが多く休む暇もない生活が続きました。

入学してからたくさんの友達もできるようになりました。友達とは、大学で、難しい課題やレポートが出るたびに、私の家に集まりたくさんの意見や工夫を話し合うことで、自分だけでは思いつかないことも友達の案を参考にしたりすることができます。また、1つの課題やるにせよ多くの会話をしながらできたりするし、友達とやることによってみんなで提出日までに間に合わせることができるのでいつも楽しく友達と課題に取り組むことができます。

私は、少林寺拳法サークルをやっており、毎週、火•木•土の週3回です。人数は4年生3人、3年生1人、2年生1人、1年生4人という少ない人数で成り立っています。

少ないおかげでみんなとても仲が良く、私にとってみんなは家族の様な存在です。4年生は、研究室の話をよくしてくれます。その毎日の卒業研究のせいでなかなかサークルの練習に来られない日もあります。そうなると、いつも以上に少ないサークルになってしまい少し寂しく思います。ですが、来年には私も2年生になり後輩ができるようになります。なので、来年は沢山の1年生が入ってくれるように呼びかけ、勧誘していきたいなと思います。そして、先輩方がいつもサークルが終わった後に連れて行ってくれる食事会などに今度は私たちが連れて行けるようになりたいです。先輩方はオンとオフの使い方がとても上手く、サークルが始まる前は部室で話をしていたり、ゲームをしています。ですが、ちゃんと練習の時間になるとみんな一斉に着替え始め、先に着替えた人から道場に行きます。練習内容は、1年生はほとんど先輩と組み、技の練習や基本をマンツーマンで先輩から教えてもらえるので、一つ一つのことをとても丁寧に教わることができます。また、OBの先輩も大会前とかになると見に来て頂けたりするので、とてもありがたいです。

大学に入る前の自分に比べ、今の私は「大学」というものがどういうものなのか分かり始めてきて、自分の専門科目や人との関わりが充実しており、私にとって今やるべきこと、今必要なことが定かになってきました。今後の学校生活では、少しでも自分の目標に近づけるように日々努力して行きたいと思っております。


第14回〜2013年11月レポート〜
■宮城県:E.A.さん(女性)
県外私立大学(4年制)、経営学専攻、会社の起業希望

「成長」

 大学に入ってから二年が経とうとしています。大学に入ったばかりの時は、大学での勉強、慣れない土地での生活と目の前にあることに必死で取り組むことしかできず、正直余裕がありませんでした。しかし、時が経つにつれてなれることができ余裕も少しずつ出てきたことで、今までは気が付かなかったようなことも気づくようになりました。

私は一年生のころから、勉強だけではなくスポーツもやりたいと思い、バトミントンサークルに所属していますが二年生になりサークルの副代表を務めさせていただくことになりました。サークルの運営に携わり、集団をまとめていくことの大変さを実感しました。副代表という立場になるまでは、ただ純粋にサークルを楽しむだけの立場でしたが、幹部になることにより皆が楽しんでサークル活動ができていた裏には様々な人の行動によって一つの集団が成り立っていたのだと実感しました。

一つの企画を行うとしても様々な違った意見が出されます、それをどうまとめてくかなど悩むことは多くあります。しかし、自分では考えつかなかった意見なども多く出され、一方的なものの考え方ではなく、さまざまな方向からものごとを柔軟に考えることができるようになったと思います。

また、授業の中で社会学を学んでいますが、その授業の中で「物事は見方を変えれば世界が180°変わってくる」と先生がおっしゃっていました。

私はその授業を受けてから、もの事がうまくいかないときなどはその事柄を違った方向から考えるようにしています。今までは何かうまくいかないことがあると、行き詰ってしまいなかなか結果を出すことができませんでしたが、違った方向から物事をとらえられるようになったおかげで、今まで見えていなかったことなどを見つけることができうまく解決できるようになりました。

二年生になり専門的な科目も増え、学ぶことが多く、毎日あっという間に時間が過ぎていきます。大学に入り、勉強をしていく中で専門的な知識だけではなく、自分自身の考えを改めさせられるような授業内容もあり、本当に毎日大学生活が楽しいです。その多くの学びの中で少しずつではありますが、成長できているのではないかと思います。

このような充実した大学生活が送ることができているのもたくさんの方たちの支えがあるからだと思います。このことを忘れずに毎日より良いものにしていきたいと思います。


■宮城県:Y.S.さん(女性)
県外国立大学(4年制)、機能高分子工学専攻、エンジニア志望

「 Time is money!」

 私の好きな金木犀の香りがする秋の季節が訪れ、大学に入学し早半年が過ぎました。
 現在住んでいる山形県は夏からすぐ冬に変わる気候で、秋や春を温度で感じることができません。そのため金木犀や銀杏の香り、芋煮会の開催などによって秋を感じ取ることができます。

  入学してからすぐは新しい生活に慣れることに必死で勉強やサークル活動の両立が上手く図れなかったのですが、徐々に慣れ始め10月からスポーツジムの受付のアルバイトも始めました。
アルバイトを始めてから、改めてお金を稼ぐことの大変さやお金の大切さが分かり今の私は本当に恵まれた環境にいて、家族や周りの人達に支えられていると深く感じました。
さらに、アルバイトを始めたことにより受験生であった高校3年生の時に先生から言われ、感銘を受けた「Time is money」という言葉を思い出しました。大学生になりついダラダラと過ごしてしまう日が多くなりがちだったのですが、受験生の時のように時間を上手く使おうという意識がまた芽生え始めました。

  また、私はボランティアサークルに所属しており、山形県で行われる花火大会運営のお手伝い、街頭で募金の呼びかけやお花を植えるなどさまざまな活動を行っています。
花火大会運営のお手伝いでは炎天下の中で雑草とりやイスを並べる等の作業が続き、心身共に大きな疲労を感じたのですが、花火が上がった瞬間に疲れもなくなり、このサークルに入れてよかった。また来年も携わりたいと感じました。

  そして、大学で私が専攻している機能高分子は有機エレクトロニクスや食品加工技術の開発、高機能医療デバイスの開発などさまざまな分野において最先端の研究を行っています。1年次で専門的分野はほとんどやらずに基盤教育という一般教養を高める講義が中心となっているので、まだ詳しく機能高分子について学ぶことはできていませんが、研究室に入るまで自分が興味のある分野を明確にし、さらに知識を深めていきたいです。

  震災から2年半が経ち、まだ被災地は復興途中ですが私自身は震災以前とほとんど変わりのない生活を送ることができています。それは、okikobo基金の皆様や家族などたくさんの方々に支えられているからだと思います。大学4年間で自分の学びたいことを思う存分に学び、将来、支えてくださった人たちに恩返しをしたり直接的ではなくても間接的に自分のしたことが震災復興し繋がればいいなと感じながらこれからも頑張っていきたいです。


第13回〜2013年10月レポート〜
■福島県:M.K.さん(女性)
県内国立大学(4年制)、行政政策学専攻、歴史研究者志望

「進歩」

 大学に入学してから一年半が経ちました。二年生になり、自分の専攻する分野についての講義も増えてきて、毎日自分の夢に近づいている、と感じることが増えてきました。相変わらず、歴史に携わった職に就くという夢は変わりません。ですが今はまだ自分の選択肢を増やすことに精一杯で、日々色々な物事を吸収しようと頑張っています。そのなかでも大学での講義は毎日発見が絶えません。私の在学している大学は自分の専攻以外のことも幅広く学ぶことができます。歴史関係以外にも政治・行政・文化・経済など、自分の興味がある分野を気軽に学べて、「歴史」というひとつの分野も、政治・行政・文化・経済などの複数の視点で考えることができます。この複数の視点を育てることは、地元の歴史について考えるとき、ひいては復興について考えるときに必要になってくると思います。そのため二年生のうちは歴史だけにこだわらずたくさんの視点を育てることに力をいれたいと思います。
 また視点を育てる一環として、ボランティアサークルも積極的に参加しています。仮設住宅に行ってボランティアをしたり、地元の高校生と触れ合ったり、イベントの会場整備だったりと、昨年よりもボランティアの幅が広がり、ボランティアとは何なのかということを考えることが多くなりました。そして復興について考える機会もより多くなりました。福島にある大学ともあって大半の学生が被災者です。地元のこと、自分のことをお互いに伝え合う機会も多々あります。ある時、「大学生のできる復興とは何か」という質問を投げかけられて私はうまく答えられませんでした。ボランティアに参加することで直接的に、または間接的に復興に関わることはできると思います。でもそれだけしかできないのでしょうか。ボランティアには限りがあります。(どの復興事業にも出来る限りはありますが…)だからこそ、ボランティアを通して、大学生ができる復興、将来腰を据えて取り組める復興についてたくさん考えていきたいです。ボランティアだからこそ得られるもの、知ることができること、感じるもの。まだまだ私には足りないですが、自分の言葉でこの質問の答えを言えるようになりたいです。
 改めて入学してからの一年半を振り返ると、自分の成長を感じます。大学で学ぶこと。ボランティア活動から得ること。アルバイトから得ること。様々な地域の友人たちとの会話から得ること。そして、一年に一度あるOKIKOBO基金の交流会で得ること。これらのことは今の私と、これから夢をかなえる私にとって多大な糧となっています。私がこうした生活を送ることができるのは、こうやって日々成長できるのは、支えてくれるたくさんの方々の思いのおかげです。自分が学びたいこと、やってみたいことへのチャンスを与えていただき本当にありがとうございます。


■宮城県:Y.A.さん(女性)
県内私立短期大学(3年制)、看護学専攻、看護師志望

「時間の大切さ」

 私は今年から看護について学んでいます。大学は仙台にあり、わたしが今住んでいるところは石巻というところで、現在はJR仙石線が復旧していないため、バスと電車での通学をしています。そのため5時30分に起床し、夜は20時30分に家に着いてからご飯を食べたり、お風呂に入ってとしているうちに眠くなってしまって勉強もせず寝てしまうことが最初はありました。ですが、その生活にも少しずつ慣れはじめ、今ではバスや電車の時間を有効に使おうと勉強をしています。わたしが大学を卒業する頃に仙石線が復旧するということなのでこれからも 工夫しながら勉強をしてたくさんのことを学んでいきたいと思います。

また、7月には初めての1週間病院実習があり今回はコミュニケーションの取り方や病院のしくみ を主に学んできました。コミュニケーションの取り方は簡単のように思えても患者さん一人一人にとってコミュニケーションの取り方が全く違い、コミュニケーションをとるといってもたくさんのコミュニケーションの取り方があることがわかりました。

また、今回私が担当させていただいた患者さんAさんは入院、退院をくりかえしていることもあり次におこなわれる治療処置を予測していたり、看護師さんの行動に敏感だったり、メモをとられたりすることを嫌っており、メモ用紙などをもっていかずにコミュニケーションをとろうと工夫しながら 一週間過ごしていました。一週間という短い期間の中でも心を開いてたくさんのことをお話しいただいて、帰りの挨拶をしたさいにはがんばって看護師になってね!と握手をしてくれ、嬉し泣きをしてしまいました。次回の実習は2月にあるので、今回の経験をいかしながらこれからの実習を頑張っていきたいと思います。


第12回〜2013年9月レポート〜
■岩手県:N.O.さん(女性)
県内専門学校(2年制)、美容学専攻、美容師志望

「成長」

 2年になり夏休みも終え、国家試験に向けての勉強が本格的スタートし始めました。休み明けすぐに模擬テストがありました。国家試験のように作られた問題なので、とても難しかったのですが、良い結果を残すことが出来ました。
 また、トニー&ガイという大会の校内一次予選がありました。全国的にも有名な大会で斬新なカットや、髪の色で競う大会です。参加は自由でしたが、去年モデルとして舞台に立ったので、先輩に教わったことを生かしたいと思いすぐに参加を決意しました。テーマは決まっているので、その色にするにはどうしたら良いかや、この髪型にするには、どんな切り方をすれば良いかなど全て自分で考えて大会に挑みました。結果は一次予選通過しました。二次予選は、10月にあり、人頭を初めて切るので全力で頑張り全国大会まで進みたいです。
 それから、4月に東北で大きな会社の株式会社ヒラトヤさんから、内定を頂きました。岩手県内で就職することが出来て、本当に良かったです。この会社は、はやくスタイリストになるためのカリキュラムがしっかりしており、お客様だけではなく自分自身も磨くことができるので、少しでも早くスタイリストになりたいです。いま、会社から出ている課題のシャンプーチェックに向けて日々練習しています。会社通りのマニュアルでシャンプーをできているかどうかを調べるチェックです。いまのうちにたくさん練習して来年から、すぐにお客様のシャンプーに入れるように、もっと努力したいです。
 夏休みに家族で地元の海へ行きました。たくさんの人で賑わっていて、ともて綺麗でした。二年前のことを思い出し悲しくもなりましたが、やはり海が大好きだと思いました。
 岩手県内にこれからもいることが出来るので、美容師をしながらでもボランティアにも力を入れていきたいです。これからも震災のときに助けてくれた皆さんに感謝の気持ちを込めて毎日の勉強に励み、国家試験に合格し、美容師になることで恩返しをしたいです。


第11回〜2013年8月レポート〜
■宮城県:M.S.さん(女性)
県内私立大学(6年制)、薬学専攻、薬剤師志望

「成長した自分」

 二年生になってから早くも半年が立ちました。一年生の頃とは違い、専門科目が増え、実習にレポート、テストと忙しくもとても充実した毎日を送っています。
 4月から講義が始まると同時に、初めて本格的な実習に取り組みました。生化学という科目の実習で酵素やDNA、大腸菌についての実験を行いました。実験の結果をレポートで考察することで新しい発見があり、とても面白かったです。また、中間テストや期末テストに向けて毎日友達と学校に残り、お互いに分からない所を聞き合いながら取り組みました。
 そして去年と大きく違うところは、今年の春からアルバイトを始めたことです。家の近くのカフェで週に4日働いています。私自身今までアルバイトの経験がなく何もかもが初めてで、学校では学ぶことが出来ない貴重な経験をすることができました。接客業の大変さを知り、普段遣うことのない言葉遣いや、お客様に喜んで貰えるような工夫など多くの事を今も学んでいます。バイトを始めたお陰で、初対面の大人の方や高齢者の方と気軽に話せるようにもなりました。これからも続けていきたいと思っています。
 さて震災から2年が経ちました。私は年末に家族と一緒に女川まで行き、『被災地の今』をこの目で
見て来ました。海が近く、とても綺麗な場所でした。ただ周りには何も建物がなく、津波によって横倒しになったビルや家の基礎、また人は誰一人居ませんでした。その場所はテレビや新聞で見たことがありましたが、実際に自分の目で見るのとは全く違いました。母が仕事でよく足を運んでいて、震災前の状況を聞きましたが、この姿からはとても想像がつきませんでした。改めて、復興はまだまだ進んでいないということを感じました。そして、同じく被災した自分が今、自分の家で暮らし、学校に通い、好きなことができるこの環境に感謝しなければならないと感じました。
 今の自分は学校、アルバイト、部活動と忙しく、正直ボランティア活動にまで手を回すことが出来ないでしょう。しかし2年が経った今でも、震災当時のことははっきりと覚えています。今後忘れることはありません。そして震災のことだけでなく、周りの人やOKIKOBOの皆様に助けて頂いてることも忘れることはありません。この恩をただ『忘れない』のではなく、返していけるような人間になりたいと思っています。どうぞこれからもよろしくお願い致します。


第10回〜2013年7月レポート〜
■福島県:S.S.さん(女性)
県内専門学校(3年制)、看護学専攻、看護師&助産師志望

「1年間の歩み」

進級し2年生になりました。1年間を振り返ると、テストや実習、レポート提出などに追われ、あっという間に1年間が過ぎ去りました。大変なことがたくさんありましたが、同じ夢を追うクラスメイトや先輩方に助けられ、乗り越えられました。忙しさの中に充実感がありました。また、たくさんの経験ができ、その傍らにはたくさんの方々にお世話になり、その中でも、忘れられないできごとがあります。

2月に3週間の実習があり、初めて患者さんを受け持たせていただくので、とても緊張しました。患者さんは具合が悪くても、食事だけは必ず完食していました。理由を聞くと、「食事は元気になりたいから、全部食べているんだよ。」と笑顔で言っていたのですが、病状の悪化が見られ、徐々に食べられなくなっていく姿を見ました。涙を流し、弱音を吐く姿がみられ、私は辛かったですが、一番辛いのは患者さんです。少しでも、患者さんの不安を緩和できたらと思い、看護師や教員にアドバイスをいただきながら、私にできることを考えました。ベッド周囲を整えたり、身体を擦ったり、体調を見ながら、手や足を温タオルで温めて、少しでも安楽を感じてほしいと思いました。患者さんの強張った表情が少し笑顔に見られました。

実習最終日にお礼の挨拶をしに行くと、患者さんは涙ながらに、「辛いときに一緒にいてくれてありがとう。あなたはいい看護師さんになるよ。」と声をかけていただきました。私は、思わず涙が流れてきました。とても嬉しく、看護師になりたいと思う気持ちが一層強くなりました。

2年生になり、後輩ができ、学校行事は、2年生が主体となり企画を立てて、実行していきます。さらに、テストが1番多い学年と言われおり、実習も1年生よりも増えます。学校内の活動だけでなく、ボランティア活動にも積極的に参加して、たくさんの人と関わりたいです。その中で、コミュニケーション能力を磨いて、患者さんの不安の軽減ができる、身体のケアだけでなく、心のケアができる看護師になれるように頑張ります。


第9回〜2013年6月レポート〜
■岩手県:T.M.さん(男性)
県外私立大学(4年制)、生命健康科学部、理学療法士志望

「将来に向けて」

私は今、大学生活二年目がスタートし、勉強とアルバイトの両方を頑張っています。私は将来、理学療法士を目指していますが、そのための勉強は簡単なものではありません。そこで今年の5月から、大学の教授の紹介で、整形外科でのアルバイトをさせていただいています。
本来、大学としての病院実習で実際に患者様を対象にできるのは大学三年の春からです。しかしこのアルバイトをするおかげで、一足早く、患者様を対象にリハビリテーションや物理療法を行うことができます。実際に患者様と接してみると、怪我で元気がない方が少なからずいました。しかし、治療の後に笑顔で「ありがとうね」と言われると、この職業の良さを実感できました。
この職業は、患者様の人生にとってとても重要な時期に携わる職業です。病気や怪我をし、再び仕事や学校、スポーツの現場に戻れるようになるための重要な時期です。患者様が、元気がなかったり、リハビリに対する意識が低下していると、少し残念というような気分になってしまうものですが、その反対で、回復していったり、退院していく姿を目の前で見ることができる、素晴らしい職業だと思います。
 また、大学卒業とともにPTの国家資格をとった後、ATの資格も取ろうと考えています。岩手県にはアスレチックトレーナーの人数が多くないことと、その資格をとることでさまざまなスポーツの現場で活躍できるからです。このような素晴らしい職業を目指すことができ、こうして勉学に励むことができるのもOKIKOBO基金をはじめとする皆様のおかげです。
  私は県外の大学に通っていますが、その大学でボランティアに興味があるという人に出会いました。東北からは離れているのですが、長期の休みを利用し、何度か宮城県に足を運んでいる人たちです。そのような人たちとも関わることができ、私たちは、今後のボランティアの計画も立てています。これからも充実した大学生活にしていきたいと思います。


第8回〜2013年5月レポート〜
■宮城県:S.S.さん(男性)
県内私立大学(4年制)、経済学専攻、県の観光産業関係志望

「春休みのボランティア活動」

 奨学金を寄付してくださった皆様、お久しぶりです。私は寄付していただいた奨学金で毎日、大学に通っています。私が住んでいる宮城県は現在、春から初夏に移り変わり始めています。日によっては、25度近くの気温を観測する日もあります。
 1年生から2年生に無事進級することができました。2年生では、1年生の頃には学ぶことのできなかった分野について学ぶことができてとても新鮮です。私は経済を専攻しており、経済社会の仕組みや、経済が与える世界への影響などについて突っ込んだ部分まで学んでいます。そのため、最近の経済関連のニュースについても興味があります。
 私が通う大学では春休みがとても長いので、アルバイトの合間を縫って被災地でのボランティア活動に参加しました。私が参加したボランティア活動は2つで、1つ目が被災地石巻での学習支援活動、2つ目が亘理町での田畑のガレキ除去のお手伝いです。石巻での学習支援活動は、私の知人が元々この活動に参加しており、「やってみないか」と勧められたので、被災地のためならと思い参加してみました。
 初めのうちは、子供相手だと思っていてもと思っても、なかなか、教えるということは難しかったです。しかし、回数を重ねていくうちに教えることにも慣れてきて、子供たちからは「先生」と呼ばれるようになりました。被災地の子供たちの多くは仮設住宅に住んでいて、決して良い環境で勉強ができているわけではありません。そのため、このようなボランティア活動が行われているのです。
 また、亘理町での田畑のガレキ除去活動のお手伝いにも行ってきました。津波の被害を受けた田畑も除塩作業によって、作物が育つ環境に近づいてきました。しかし、田畑の土の中は海の水を巻き上げたため、ガラスや大きな石、さらに鉄板などもあり、除塩をしたとしても作物が育ちにくい畑になっています。そのような畑を少しでも減らそうとボランティアが活躍しています。
 私も知人数人と一緒に大学内のボランティアサークルに参加して、ガレキ除去を行いましたが、畑を掘り返すと大量のガレキが出てきて、畑の持ち主の男性一人ではすべてを取り除くことができないほどの量でした。目に見える部分での復興は進んでいても、目に見えない部分の復興は全く進んでいないことを知りました。
 アルバイトの合間を縫って参加したボランティア活動は初めての経験でしたが、人から喜んでもらえることのうれしさと、大学では学ぶことのできない、人とのつながり方について学ぶことのできた良い機会でした。
 最後になりましたが、奨学金を寄付していただいた皆様のおかげで、毎日を楽しく過ごすことができています。心から感謝しています。


第7回〜2013年4月レポート〜
■福島県:R.T.さん(女性)
県内公立大学(2年制)、産業情報学専攻、地元復興のためのNPO法人設立希望

「人の心も、体も動かす人間を目指して」

 進学してから1年が経とうとしています。この1年で、いろいろな経験をさせてもらいました。そこでの感じたこと・変化など、お伝えできればと思います。

まず、私が高校生の頃から参加している町おこし活動についてです。現在も復興のため活動は続いているのですが、私は学生という立場ゆえ中途半端にしか動けません。これまでは私自身ただの「手伝い」という意識でいました。しかし、最近大きな仕事が増え、周囲の人々からの感想や意見を聞く機会も多くなりました。そこで改めて、自分のやっていることが多くの人を励ましたり、元気づけたりしていることを確認しました。同時にそれだけの責任があることを感じて、ただ楽しく参加しているだけでなくその向こうにいる人々を意識しなければと思いました。

今後大学を卒業しても、この活動を続けられることになりました。今より専念できるということで、より積極的に企画に携わっていくことになりますが、これまでの活動で感じたことを忘れずに活かしていきたいと思います。

それから、趣味のよさこいソーランを通して感じたことです。私の参加しているチームは現在、福島県内の仮設住宅を訪問し、そこに住む方々に踊りを披露したり、一緒に簡単なものを踊ったりなどしています。仮設住宅で観に来てくださる方はお年寄りがほとんどですが、とにかく簡単に楽しんでもらおうという姿勢で続けています。

先日訪問した先で、「避難してから初めて心から笑った」という感想をくれた方がいました。後日、手紙が届いたのですが、そこには「あれから毎日散歩を続けています」とありました。その時に、自分のしたことで人が行動をおこしてくれるというのが、私にとってとても嬉しいことだと気付きました。

このことが強く心に残っています。これから何をするにしても、それを通して人々が自分の楽しみや幸せを見つけ、行動できることを目指したいという思いが生まれました。
 
今後も町おこし活動を続けられるので、こうして人の気持ちも動かせるような素敵な活動になるよう頑張りたいと思います。


第6回〜2013年2月レポート〜
■岩手県:S.N.さん(女性)
県内専門学校(3年制)、看護学専攻、看護師志望

「看護師になるため」

 9月と11月には実習がありました。短い期間でしたが、毎日たくさんの学びがありとても充実していました。一人の患者を受け持たせていただき、コミュニケーションを図りながら、患者について情報収集を行ったり、ケアを行ったりしました。病院の雰囲気に慣れず、とても緊張しました。辛いこともありましたが、その経験が自分にとって大きな学びとなりました。実習は、講義では学べないことを学ぶことができ、とても勉強になりました。
 勉強以外では、バレーとバドミントンのサークルに所属し、体を動かしています。また、病院の行事に参加したり、ボランティアに参加したりしています。さまざまな人とふれあうことができてとても楽しいです。夏には、お祭りで踊りに参加しました。踊りを覚えるのは大変だったけど本番ではしっかり踊れたので、楽しかったです。
 10月には戴帽式を行いました。夏休み明けから練習を行いみんなで誓いの詞を考えました。ナースキャップをもらい、仲間と一緒に頑張っていこうと思いました。
 復興に関しては、瓦礫も片付き、きれいになりつつあります。しかし、土地の関係で家を建てるめどがたたなかったり、交通機関が完全に復旧したわけではありません。また、仮設住宅での問題もさまざまあると思います。まだまだ問題はありますが、少しずつ復興しています。なので、看護師として被災地の復興に貢献できるよう一生懸命勉強や実習に励んでいきたいです。
 2年生や3年生になると実習が増え、辛いことも沢山あると思いますが、仲間と共に乗り越えていきたいです。そして、自分が思い描く看護師になれるように頑張りたいです。
 今、私が看護の勉強をすることができるのは、OKIKOBO基金の皆様、寄付者の皆様のおかげです。本当に感謝しています。看護師になって恩返しができるよう、自分ができることを精一杯頑張ります。これからもよろしくお願いします。


■福島県:M.S.さん(女性)
県外私立大学(4年制)、リハビリテーション学専攻、理学療法士志望

「夢」

 私は今、理学療法士になるために、四年制大学のリハビリテーション学部に通っています。私が、理学療法士を目指そうと思ったきっかけは、高校二年生の時に近くの病院で行われた理学療法士見学会に参加したことです。そこで、理学療法士の仕事を一日見学してみて驚きました。私のなかでは、リハビリを受けている人は、どこか暗いイメージでした。でも実際に見学してみると、笑顔で一生懸命リハビリに取り組んでいる姿は、輝いていて明るいイメージに変わりました。患者さんは、私にどうして自分が今の状態になってしまったのかを笑いながら話してくれました。また、患者さんの家族も、笑顔で患者さんの背中を押しリハビリを受ける患者さんを支えていました。つらいはずのリハビリなのに、患者さんを笑顔にしたり、患者さんの家族の精神的ケアをしたりする理学療法士さんがすごいと思いました。そして、自分もそんな理学療法士になりたいと思い、この道を選びました。
 最近の学校生活では、冬休みも明け、もうすぐ一年がたとうとしています。私は、県外の大学に進学ということもあり、一人暮らしをしています。一年がたつということもあり、最初は大変だった、炊事・洗濯・掃除にも慣れてきました。自分と同じく一人暮らしをしている友人と情報交換などしながら楽しく生活しています。
 授業では、理学療法士が国家資格ということもあり、日々たくさんの知識を身につけるため、勉強しています。後期の授業もだんだんとまとめの時期になり、もうすぐテストになります。今は、テストに向けて勉強しています。
 また、たくさんのボランティアにも参加しました。自閉症の方と関わったり、障害者スポーツ大会の運営補助をしたり、施設の祭り・文化祭のスタッフの手伝いなどをしました。あるボランティアでは、治療法の一つとして動物をもちいたものもありました。さまざまなボランティアを通して、たくさんのことを学ぶことができました。
 サークル活動では、ダンスサークルに所属しています。高校のときからダンスに興味があったので入りました。今年一年間でいろいろな曲を覚えて、たくさん踊りました。学校の文化祭や地域の祭り、クリスマス会、ボランティア先などさまざまなところで踊りました。
 私は、四年後、地元福島に戻り、四年間身につけた知識や技術をいかしていきたいと思っています。最後に、進学を支援してくださった、家族、OKIKOBO基金をはじめとする多くの皆様、本当にありがとうございます。私は、これからの大学生活をより充実させ、みのりあるものにしていきたいと思っています。これからも、よろしくお願いします。


第5回〜2013年1月レポート〜
■宮城県:H.K.さん(女性)
県内私立大学(4年制)、健康栄養学専攻、管理栄養士志望

「夢に向かって」

この度は、OKIKOBO基金の皆様方と支援してくださった皆様方のおかげで大学生活を充実におくることができました。心より感謝いたします。

まず、私が管理栄養士になろうと思ったきっかけは、日本人は成人病(生活習慣病)が多く、その原因の一つは食生活だと知りました。私は、栄養のバランスが偏った食事や偏食が原因ではないかと考えました。私は、料理が好きで献立を作ったりもしました。そして、私の作った献立で成人病(生活習慣病)を少しでも減らすことが出来ないかと考えたことがきっかけです。

私は、将来の夢である管理栄養士になるために、大学で様々な分野を学んでいます。 一つ一つの分野が多く、専門的な語句がたくさんあり覚えるのがとても大変でした。また実験や実習もあり、レポート作成にも試行錯誤しました。学生生活では、毎日友達と楽しく会話しています。初めのうちは、特定の人だけとの会話が多かったのですが、最近ではクラスの人と幅広く会話しています。とても充実した学生生活をおくっています。サークル活動は、今は何にも参加していないのですが興味のあるサークルがあるので体験してみたいと思います。

私は、今回の東日本大震災で人のつながりがとても大切だと感じました。私たち1家族では限られたことしか出来ないけれど、いくつかの家族、またその家族の人のつながりのおかげでたくさんのことが出来ました。私は、震災で関わった全ての人々に感謝しています。今の私があるのは皆様方のおかげだと思います。

私の住んでいる地域では、なかなか復興にむかっていません。復興がそこまで必要ではないところが先に復興して、復興が必要なところはまだ復興しない。なぜなのだろうと思いました。これでは、本当に復興して欲しい地域があまりではないかと思いました。もう少し地域の声を聞いて、本当に復興が必要なところを復興して欲しいなと思いました。私はこれから、地域の復興を精一杯頑張り、また、将来にも向け日々を努力して行きたいと思います。

OKIKOBO基金の皆様方と支援してくださった皆様方、本当にありがとうございました。これからも奨学生であることを自覚し、頑張って行きたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。


■岩手県:Y.S.さん(男性)
県内県立大学(4年制)、情報科学専攻、エンジニア志望

「震災を経ての大学生活」

私は現在大学のソフトウェア情報学部に在学し、勉強しています。学校では主に、コンピュータに関して学んでいます。ソフトウェアに関する勉強は、高校までの勉強とはやり方とは違っていて、先生の板書をノートにとったりするわけではなく、テキストと、それに関しての先生の説明をもとに実際に自分でプログラムを作ったりしています。ソフトウェア情報学部の課題は、とても大変で難しいということで大学内でも有名で私もかなり苦戦していますが、友人と協力したりなどしてなんとかこなしています。そういった課題で自分の作ったプログラムが正常に動作したときはとても嬉しく、感動します。これからもコンピュータに関する職業に就くという目標に向かって一生懸命勉強していきたいと思います。
サークル活動では、「ダブルダッチ」というスポーツをしています。ダブルダッチは二本の縄を使って、縄をジャンプしたり、飛びながらダンスをしたりしてパフォーマンスをするスポーツです。私の通う大学のダブルダッチサークルは他のサークルに比べて活動時間が多く、外部への出張も多いです。大学内でのイベントはもちろん、ショッピングセンターのイベントなど大学外でも多くパフォーマンスをします。また、児童施設や幼稚園に行って子供たちにダブルダッチを教えることもあります。普段の勉強との両立はとても大変で、毎日忙しいですが、とても楽しく活動しています。
普段の授業やサークルの活動を通して大切な友達ができ、その仲間と一緒に大学生活を送ることをとても幸せに感じています。
震災についてですが、大学生活を送る中でも、被災地である岩手県内の大学であるということから、震災についての話題について接する機会はよくあります。大学の友達の中でも、震災の影響で家が流された人、壊れた人、家族や大切な友人を失った人などがいます。
 私は大学の付近に一人暮らしをしていますが、地元に帰るときはいつも、地元がとれくらい復興しているか期待して帰っています。しかし実際は、あまり復興は進んでいません。町の見かけは復興しているところでも、被災者の心はまだまだ傷ついたままです。私はそういった地元の復興に貢献や、被災者を元気にできるような人間になれるように大学で頑張っていきたいと思います。


第4回〜2012年12月レポート〜
■福島県:M.K.さん(女性)
県内国立大学(4年制)、行政政策学専攻、歴史研究者志望

「支え」

私は今、歴史関係の職に就くために四年制大学に通っています。その学校は福島の大学ということもあって、震災系の講義、特に放射能の被害や震災後の復興について扱った講義が多くゲストスピーカーとして現場で活動している方たちが来校する機会も多くあり、たくさん生の声を聴かせてくれています。そのことにより自分が今まで知らなかった地域の現状を知ることができ、復興に対する考え方も変わってきました。今まではどこか漠然と「地元のために何かをしたい」「復興を手助けしたい」と考えていましたが、そのためには何が必要なのか、何をすれば復興を手助け出来るのかという視点が備わってきたように感じます。それと同時に「自分にもできることはたくさんある」と思うことがたくさんあり、より復興が身近なものになりました。

また、地域柄学生と震災について話す機会もたくさんあります。私の通っている大学の学生は地元からの進学や東北からの進学が主なため、福島県内の人たちだけでなく宮城や岩手の人たちと食堂などで簡単にディスカッション(というと少々大げさですが…)ができるためすごくためになります。県内だけでも全然震災についてとらえ方が違いますが、それが隣県の人たちや関東圏の人とたちとの交流で震災についてとても視野が広がりました。

そして一年次ではまだ専門的な部分が少なくどの分野もまんべんなく勉強しています。来年からは専門的な領域に入ります。自分の学びたい専攻を重点的にやることで自分ができる方法で地元のためにできることを考えて行きたいと思います。

またサークルはボランティア系のサークルに入っています。そのサークルでは仮設住宅を訪問して、そこで暮らしている人たちと話をしたり一緒に遊んだりといった活動をしています。そのサークルで一番強く感じたことは自分で行動しなければ何も変わらない、ということです。私の地元にもたくさんの仮設住宅があり、歩いて十分もしないところにもありましたが大学に入るまでは一度も訪問する、ましてやボランティア活動をするという機会はありませんでした。それは大学受験期だったからという理由もあるかもしれませんが、私は自分のことを『被災者』だと思っていたからだと思います。もちろん『被災者』ではありますが、決してボランティアをしてもらう側という意味だけではなく『被災者』と同時に支援する側でもある、ということがわかりました。今は支援を受ける側ですが、いつかは自分も支援が出来る側になりたい、と強く思っています。

私の毎日は大学に進学していなかったら絶対にできなかった経験の連続です。それと同時に、このように進学を支援してくださった皆様には感謝の連続です。四年間という長いようで短い時間を精一杯、自分のため、そして地元の復興のためとなるように夢に向かって生きていきます。これからもよろしくお願いします。


■宮城県:E.A.さん(女性)
県外私立大学(4年制)、経営学専攻、会社の起業希望
 
「日々の大学生活を通して震災について考えること」

私は、経営学部で経営学を勉強していますが、人が仕事をするうえでどのようなことが大切なのかということについて勉強したことがありました。仕事を楽しくするためには、働く人のモチベーションが大きく関係しているということを学びました。ただ単純に給料をもらうために仕事をするのではなく、何か目標を掲げて仕事をするということが大切であり、そのような目標があることで毎日楽しく仕事を続けられます。私は、その授業を通して、地元の復興について考えてみました。やはり、地元の人の町を復興させたいという気持ちが、仕事をする上でのモチベーションにつながっているのだろうと感じました。

また心理学の授業の中で、震災当時の人々の心理状況などを学びました。実際に自分や周りの友人の震災当時の行動などから、どういった心理状況に陥っていたのかを考えレポートにしたことにより、震災時の心理状況について様々なことを学び分析することができ、新たな方面から震災について考えることができました。

日々、経営学を学ぶ中でこのように復興について、考えさせられる機会が多く、毎日たくさんのことを学ぶことができ充実した生活を送っています。一年生で毎日授業があり、日々忙しいですがたくさんのことを学ぶことで視野が広がり考えを深めることができ本当に幸せだと感じています。

勉強だけではなくサークルは運動をしたいと思いバトミントンのサークルに入りました。
そこでは、思いっきり身体を動かすことができますし、お互いを高めあうことができる友人とも出会うことができました。

東京で生活していて最近思うことは、東日本大震災は多くの人に影響を与えましたが、やはり被災地から離れれば離れるほど時とともに記憶は風化してしまうものだと感じました。私自身は、実際に震災を受け様々な困難を乗り越え、あの経験は一生忘れられません。そう思う中でも、ともに震災を経験した宮城の高校時代の友人と会うことが私の楽しみとなっています。たまに、会うことでお互いの近況報告や震災当時のことなどを話し、いつも楽しいひと時を過ごしています。

残りの大学生活も震災で体験したことを忘れず、将来の復興にたずさわれるように、勉学に励み充実した大学生活を送りたいと思います。


第3回〜2012年11月レポート〜
■宮城県:M.S.さん(女性)
県内私立大学(6年制)、薬学専攻、薬剤師志望

「夢に向かって」

私は夢である薬剤師になるために日々、大学へ通い勉強に励んでいます。OKIKOBOの発起人の皆様、また寄付者の皆様にはいつもお世話になっております。

無事に前期末試験を終え、後期の講義が始まりました。10月の始めには球技大会や学祭などの行事があり、充実した毎日を送っています。特に学祭では環境科学の分野から近所の河川や自宅の水道水の水質検査をし、その結果をまとめ、発表しました。講義の方も前期に比べて科目数が増え、内容もより専門的になり、自分の将来に向けて着々と進んでいると感じています。また、今年からカリキュラムが変更となり、一年生の後期から実習があります。日程はまだ先ですが、実験や観察、解剖の予習をしっかり行い取り組みたいと思います。私の通う大学には期末試験の他に中間試験もあるので、今はその試験に向けて勉強に取り組んでいます。

サークルおよび部活動では、小学校の頃からやっていたバスケットボールを大学生となった今でも続けています。11月には大会も控えており、先輩にとってこの大会が最後の試合となるため、今は週5日で活動しています。またバスケ部では練習だけでなく芋煮会や先輩を送る会など、楽しい行事もありました。学年やクラスを超えてお互いに切磋琢磨しながら仲良く活動しています。
 
現在は学業を最優先としていますが、私の夢はただ薬剤師になるという訳ではなく、被災地に薬剤師として出向き、同じく震災を経験した人間として患者さんに医療を提供することを目標にしています。今はまだ目の前の課題をこなすことで精一杯ですが、大学で出会った友人と共にボランティアなどに取り組みたいと思っています。

最後に、家族に迷惑をかけながらもこうして自分の好きな事に没頭でき、夢に向かって進むことができるのもOKIKOBOの発起人の皆様、寄付者の皆様のお陰です。心から感謝しています。また私と同じく奨学生の皆さんも震災を乗り越え、各地で頑張っていると思うと、自分も負けていられないという気持ちになります。これからもこの気持ちと家族や皆様への感謝を忘れず、頑張りたいと思います。今後もどうぞよろしくお願いします。


■岩手県:N.O.さん(女性)
県内専門学校(2年制)、美容学専攻、美容師志望

「夢への第一歩」

私は今、専門学校で美容師になるために、日々勉強しています。
最近の学校生活は、たくさんの友達と毎日楽しく過ごしています。また、もう少しで実技のテストや学科の試験があるので、放課後も自主練習を一生懸命頑張っています。試験があるのはワインディングという競技で20分という時間内に巻かなければなりません。しかしそれは、国家試験の課題にもなっているものなので、これからもっともっと練習して上手くなっていきたいです。

それからトニ&ガイという大会のカットモデルになり、先輩にカットして頂いたあと、ウォーキングをしたりとモデルらしい仕事をさせて頂きました。髪をショートにカットされるのは、かなり抵抗がありましたが、モデルになった自分だけが学ぶことが出来たことがたくさんあったので挑戦して本当に良かったです。

サークル活動などは特にありませんが最近アルバイトを始めました。レジのお仕事で、とても忙しいですが楽しくやっています。お客様に「ありがとう」と言われた瞬間などは、とても嬉しくなりもっと頑張ろうと思えます。また職種は違いますが、接客業に就くのが楽しみになりました。お金を頂くことの有り難さを改めて実感しています。

地元の復興に関してですが、震災から1年8ヶ月が経とうとしていますが、瓦礫の処理はだいぶ進み、だんだんと綺麗になってきました。それからこの前地元に帰った時、商店街でお祭りをやっていました。1年8ヶ月前に、あんなにも苦しんだ町だとは思えないくらい賑わっていて、お年寄りから高校生までたくさんの人が協力した最高のお祭りでした。8月に花火大会があったのですが、復興のために上げられた一つ一つの花火を見ていると、自然と涙が出ていました…。わたしの住む町の頑張りに負けないくらい私も頑張っていこうと思いました。復興住宅の話がなかなか進まず、今でも不安ですが、二年後は必ず地元に就職できるように今、自分に出来ることを精一杯頑張りたいです。

震災で自分の進みたい進路に進めなくなった人はたくさんいると思います。自分が学校で勉強できることを当たり前だと思わず、寄付者の皆様のおかげであることを常に意識して、これからも努力し続けていきます。
小学生からの夢である美容師への第一歩へ近づけてくださり本当にありがとうございます。必ず美容師になって恩返ししたいです。


第2回〜2012年10月レポート〜
■福島県:S.S.さん(女性)
県内専門学校(3年制)、看護学専攻、看護師&助産師志望

「震災から得たものと、震災を通しての将来の夢」

昨年の東日本大震災では、たくさんの人々に支えられていることを知りました。震災で心が沈んでいるときにラジオやテレビで、励ましの言葉を聞き、とても心が温かくなり、勇気づけられました。それから、被災地に食糧などの物資を寄付してくださった方々、募金やメッセージを送ってくださった方々に感謝しています。現在、看護師という目標(夢)を追えていることも皆様のおかげです。本当に感謝しています。
夏休みには、仮設住宅のボランティアに行きました。そこで、放射能の影響で避難区域に指定されたところに住んでいた方の話を聞きました。避難所の体育館では、プライバシーが確保されていない、暖房設備が整っていないことで、体調が悪化する高齢者がたくさんいたことを聞きました。家族が津波で亡くなってしまった高齢者がいたそうです。そんな時、環境が悪いため具合が悪くなり、入院してしまった時に避難所で知り合った人と、お見舞いに行って、助け合って生活していたそうです。その人は残念ながら、亡くなってしまいました。私が仮設住宅に行ったときにもう少しで、命日だということを言っていました。私はその話を聞いたとき、私も震災前よりは、震災後のほうが近所の方々や親せきとの交流が多くなったことに、気づきました。震災直後は食糧が店の棚から消えたときには、お裾分けをしてもらい、励まし合いながら生活をしていました。
現在でも、声を掛け合いながら楽しく会話をしています。震災から、たくさんのことを学びました。命の大切さ、家族と一緒にいる幸せ、友人との絆、食べることの幸せ、電気の明るさ、お風呂のお湯の温かさ、人は助け合いながら生きていること、何よりも普通が幸せだということを改めて感じました。絶対に忘れてはならないことですし、伝えていかなくてはならないことだと思っています。震災を通して、現在は災害看護師に興味を持っています。
私は身体的、精神的に苦しんでいる人の命と心を助けたいというのが、看護師になりたい理由であり、目標でもあります。10月には、戴帽式と臨地実習が始まります。そのため、現在は毎週テストとレポートや、実習に行くための看護の演習がたくさん入ってきて、多忙な日々を送っています。演習では、よりよい看護ができるようにどうしたらよいのかを考えて、先生からアドバイスを頂きながら行っています。看護の勉強は大変ですが、やはり将来の目標(夢)を叶え、人の手助けと恩返しをしたいので、日々目標(夢)を叶える努力をしています。


■岩手県:T.M.さん(男性)
県外私立大学(4年制)、生命健康科学部、理学療法士志望

「感謝と努力」

私は今、四年制大学で理学療法学科に所属し、国家資格である理学療法士になるために勉学に励んでいます。なぜ、理学療法士になりたいと思ったのかというと、私は小学生の頃から野球やサッカー、陸上競技など様々なスポーツに取り組んでいて、この経験を、なにか人のために活かすことはできないだろうかと考えたためです。それだけではなく、理学療法士は、幼い子供から高齢者の方まで、幅広い年齢層の方と直接触れ合い、機能障害や怪我をした方々の人生の重要な部分を支えることができるからです。
理学療法士になるための勉強は簡単なものではありません。しかし、私がこうして勉強できているのも、この奨学金と、支援してくださる皆様方のおかげです。皆様方に支えられている分、私も将来、多くの方の役に立てるような理学療法士になりたいと考えています。
また、私は将来、理学療法士として活動をしていくだけではなく、ボランティア活動にも力を入れていきたいと考えています。スポーツを通じて、喜びや楽しみを少しでも多くの人に味わっていただきたいと思うからです。今までにもいくつかのボランティア活動に参加してきましたが、大学生活でもっとスポーツやスポーツ外傷の知識を身につけ、ボランティアで力を発揮したいと思います。大学では部活動は行っていませんが、スポーツの社会人チームのトレーナーの方の治療に同行し、学んでいます。また、自らのトレーニングにも力を入れています。
私が高校時代の恩師から頂いた「未来は、お金と時間の使い方で決まる」という言葉と、「ダイヤはダイヤで磨かれ、人は人で磨かれる」という言葉を常に大切にしています。「お金と時間の使い方」というのは、将来の目標のために使うという意味です。また、「人は人で磨かれる」というのは、しっかりとした人についていき、その人から学ぶことで自分も磨かれていくという意味です。
 4年間、精一杯自分自身を磨いていきたいと思います。そしてその磨いた自分を、多くの人のために活かしたいです。これからもよろしくお願いいたします。


第1回〜2012年9月レポート〜
■宮城県:S.S.さん(男性)
県内私立大学(4年制)、経済学専攻、県の観光産業関係志望

現在、私は「経済」に関する勉強と「共生」について学んでいます。この学科には高校1年生のころから入りたいと思っていた学科でした。今、このようにして自分の望んでいた学科で勉強ができることに感謝しています。
あの震災の日以降、私は自分の望む進路に進むことができるのだろうかと日々悩んでいました。しかし、OKIKOBO基金のおかげで自分の進路を達成することができました。これもOKIKOBO基金に支援してくださった方々のおかげだと思っています。支援してくださり、さらに、奨学生と認めてくださったOKIKOBO基金の方々には感謝しております。
最近の学生生活に関しては、毎日友達と楽しく過ごしております。高校生活とは一味もふた味も違う刺激的な毎日を過ごしています。ただ、サークル活動にはあまり興味がなく、大学に来ているからには、自分の学びたいことに集中して学びたいと思っています。私自身、サークル活動をするために学校へ行くのではなく、あくまでも勉強し、その傍らサークル活動をするものだと思っています。ただし、決してサークル活動に対して悪意を持っているわけではなく、私自身の考えだと思ってください。ですので、私はサークル活動の代わりというわけではないですが、自宅近くのスーパーマーケットでレジのアルバイトを始めました。自宅近くのスーパーマーケットなら、学校から帰ってきてからも仕事に行くことができます。また、仕事が終わってからも、時間がたくさんあり勉強をすることができるので、好都合かと思いアルバイトをすることを決めました。実際、仕事をしてみると金銭を得ることの重要さを改めて知らされました。また、礼儀作法をはじめ社会に対する適応能力が向上したような気がします。このように、私自身に日々刺激的な毎日を過ごしています。
将来の夢は、アナウンサーになることです。少し無謀な夢かもしれませんが、中学生のころから抱いていた夢でした。「なぜアナウンサーなのか」とよく聞かれますが、アナンサーはその日その時起きた出来事をきちんと冷静に伝えることを職務としています。万人ともいえる人に対して真実を伝える人がかっこよかったので、私はアナウンサーを目指そうと思いました。 
地元の復興に関しては、まず復興の妨げになっている震災ガレキを効率的に処理する必要があると思います。現在、宮城県内では石巻市でガレキの量が県内で一番多く、処理が思うように進んでいない状態です。他の市町村からのガレキの受け入れもあり、徐々にですがガレキは処理されつつあるということです。この現状を多くの人たちに知ってもらいたいので、さらにアナウンサーになりたいと思うようになりました。 
私は、4年間を実のあるものにしつつ、将来の夢の実現に向けても日々努力していこうと思います。皆さん、4年間という長い間ですがこれからもよろしくお願いいたします。


■福島県:R.T.さん(女性)
県内公立大学(2年制)、産業情報学専攻、地元復興のためのNPO法人設立希望

OKIKOBO基金発起人、寄付者の皆様、たいへんお世話になっております。
現在私は、大学で主に経済や経営について学んでおります。同じ学科のデザインコースと共通の講義もいくつかあるのですが、そちらはアイデアの展開の実習として地域振興のプレゼンをするなど、直接地元に関わることが出来て面白いです。例えばこの秋には実習で、地元で行われるアートイベントのサポートをすることになっております。個人的にイベントが大好きだということ、そして地域にとって大きなイベントであることを噛みしめて、頑張りたいと思っています。
先日はゼミ選考もあり、無事ゼミへの所属が決まりました。主にエネルギーについて個人研究を進めるゼミです。私は原子力発電所の事故で避難していますが、当然偏った知識しかありません。風評被害や論争が怖くて避けてきた問題ですが、ここでもう一度向き合おうと思っています。
学校の他には、趣味で続けているよさこいソーランがあります。10年前から続けていて、避難してメンバーは減ってしまいましたが楽しく踊っております。
よさこいソーランを通して、いろいろな人と出会うことができます。イベントに関わる人々は公務員だったり会社員だったり、学生だったりと本当に様々です。何かに参加するたびに、たくさんの人のお話を聞ける、素晴らしいものだと思っております。9月にはフランスでのイベントに参加して、ホームステイまでさせていただきます。自分の視野はまだまだ狭いので、いい刺激になると思います。
こうして昔からイベントに関わってきたので、何か楽しいコト、モノで地域振興に役立つのが夢です。
今は、地域のコミュニティラジオの仕事に興味があります。毎年お世話になっているイベントで、ラジオ局の方々が司会やスタッフをされているのがきっかけです。そのため、学校の他にもうひとつ、週に一回声優やナレーターの養成所に通っています。今は基礎の段階ですが、確実に以前よりは上手に話せるようになりました。また、養成所の仲間もやはり様々で、違った価値観から正直にものを言い合える、とても良いメンバーです。大事にしていきたいです。
皆様のおかげでいろいろな出会いや経験ができています!これからも、こうした経験を大事にして、頑張ります。よろしくお願いいたします。
■寄付金受付ji_fu_jin_shou_fu.htmlji_fu_jin_shou_fu.htmlshapeimage_3_link_0
■ 奨学金の内容 (寄付者の方へ)jiang_xue_jinno_nei_rong.htmljiang_xue_jinno_nei_rong.htmlshapeimage_4_link_0
■Home (日本語)Home.htmlHome.htmlshapeimage_5_link_0
■発起人代表メッセージfa_qi_ren_dai_biaomesseji.htmlfa_qi_ren_dai_biaomesseji.htmlshapeimage_6_link_0
■本奨学金基金の特徴ben_jiang_xue_jin_ji_jinno_te_zheng.htmlben_jiang_xue_jin_ji_jinno_te_zheng.htmlshapeimage_7_link_0
■運営団体yun_ying_tuan_ti.htmlyun_ying_tuan_ti.htmlshapeimage_8_link_0
■賛同者出井伸之氏メッセージchu_jing_shen_zhi_shimesseji.htmlchu_jing_shen_zhi_shimesseji.htmlshapeimage_9_link_0
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■賛同者からのメッセージzan_tong_zhekaranomesseji.htmlzan_tong_zhekaranomesseji.htmlshapeimage_11_link_0
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■ロゴマークOKIKOBOlogoOKIKOBO.htmllogoOKIKOBO.htmlshapeimage_14_link_0
■収支報告shou_zhi_bao_gao.htmlshou_zhi_bao_gao.htmlshapeimage_15_link_0
■OKIKOBO奨学生OKIKOBO_jiang_xue_sheng.htmlshapeimage_16_link_0
■今後の募集についてjin_houno_mu_jinitsuite.htmljin_houno_mu_jinitsuite.htmlshapeimage_17_link_0
■奨学生からのレポートshapeimage_18_link_0